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パワハラ

【5分でわかる】会社のパワハラで悩んだときの指南書

指南書

会社のパワハラ問題は跡を絶ちません。あなたは毎日、上司からの嫌がらせに頭を抱えていたり、嫌がらせ程度であれば可愛いもので場合によっては「お前なんて、会社を辞めてしまえ!」と大勢の前で怒鳴られた経験もあるかもしれません。

なにか行動を起こそうと思っても、「上司のパワハラを通報してもよいのだろうか」「会社に行きたくないけど、行かないと生活ができない」「パワハラの対策はどのようにすればよいのか」とお悩みかもしれませんね。

そんな悩みにお答えします。

この記事では、パワハラの基準から上司の特徴、さらにパワハラを訴えるための方法についてまとめています。

今回は、【5分でわかる】会社のパワハラで悩んだときの指南書についてお話します。

パワハラの基準とは!?

職場のいじめ、嫌がらせ、といった行為を俗にパワハラ(パワーハラスメント)といいます。まずは、パワハラの基準について見ていきましょう。

パワハラの6つの分類

厚生労働省では、パワハラを次の6つの分類に分けています。

①身体的な攻撃
殴る、蹴るといった暴行や物を投げつける、叩くといった行為。

②精神的な攻撃
大勢の前で叱責する、情報共有の一環という理由で他の従業員を含めたメールを送られる。

③人間関係からの切り離し
一人だけ席を隔離される、必要な会議に呼ばれない。

④過大な要求
本人の処理能力を超えた業務を押し付ける。

⑤過小な要求
本来の業務とは関係のない仕事ばかりさせる(例えば、営業職に草むしりのみを延々とさせる)

⑥個の侵害
直接仕事とは関係のないプライベートの内容を侵害させる。

パワハラの定義についてもっと知りたい方は、下記の記事で詳しく解説しています。

»【動画付き】パワハラ(パワーハラスメント)の定義と6つの分類

パワハラの6つの分類について、ご紹介しました。次は、パワハラを行う人間の特徴について見ていきます。

パワハラ上司の特徴とは!?

パワハラ上司
パワハラを行う人間にはどのような特徴がるのでしょうか。パワハラ行為は多くの場合、同じ会社(職場)の上司から部下に向けられて行われます。ここでは、パワハラ上司の特徴として解説していきます。

部下を徹底的に追い込む

パワハラ上司は、部下を徹底的に追い込みます。どんなミスも決して許すようなことはなく。できたことには目がいかず、できていないところを探してきます。

自分の立場や権限を利用して、部下をモノのように扱う

上司という権限を利用して、自分の部下をモノのように扱います。それは自分の仕事の評価をあげるためなのです。

他人に興味はなく、興味があるのは自分ことだけ

パワハラ上司は部下に興味はありません。もっと言うと興味があるのは自分だけなのです。この考え方がもととなり、部下をモノとして扱い、精神的に追い込むことができるのです。

このようにパワハラ上司は異常な性格の持ち主であることが伺えます。では、パワハラを解決するためにはどのような手段があるのでしょうか。

パワハラを訴えるためにはどうすればよいのか

まず、お伝えしておかなければならないことがあります。それはパワハラを訴えて何かしらの便益を得るということは難しいということです。それは、パワハラが業務の延長線上にあるもので、具体的にどこからどこまでがパワハラであるという線引が難しいからです。

労働基準監督署への相談は可能か

例えば、パワハラを告発しようと思い思い浮かべる場所に労働基準監督署があると思います。しかし、労働基準監督署は労働基準法に違反しているかどうかを監督する場所であり、パワハラに関して指導できる立場にはないのです。

詳しくは、こちらの記事【パワハラ相談窓口】知らないと損をする労働基準監督署の3つの知識に書いてあります。

労働基準監督署への相談
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録音はパワハラの証拠になるのか!?

また精神的苦痛を患い、医師の診断と証明があれば弁護士を通じて裁判を起こすことも可能です。そのときに必要なのがパワハラの証拠なのですが、パワハラの様子を録音するということが思いつくのではないでしょうか。

自己防衛のための録音は違法にはなりません。ただし、録音の方法を間違えてしまうと訴えるどころが、自分が訴えられるようなリスクもあるので注意が必要です。

パワハラの様子を録音しようとしている人は、まずこちらの記事パワハラの録音は証拠として有効な手立てとなるのかをご一読ください。

これって違法!?「パワハラの録音」は証拠として有効な手立てとなるのか「パワハラの録音は証拠になるのだろうか」「こっそり録音をすることは違法になるんじゃないか」とお悩みではありませんか。事実、パワハラ行為の録音は、証拠として有効な手立てとなります。しかし、その録音の方法にも注意が必要です。この記事では、パワハラの録音のコツと注意点いついて事例と一緒にご紹介します。...

会社をパワハラで辞めたいと思ったら

「会社をパワハラで辞めたいけど、辞められない」とお考えかもしれません。

結論から言いますと、そんなことはありません。むしろ、一刻も早く辞めてしまって次の仕事を見つけたほうが良いでしょう。

パワハラ被害者の方は真面目で、責任感が強い方が多いのですが、その性格が裏目に出てしまい「もう少し耐えればなんとかなるだろう」と一向に良くならない現状を我慢し続けて、最終的には疲弊してしまうといったケースが少なくありません。

「すぐに会社を辞めてしまって、新しい仕事が見つかるか不安」と思うかもしれませんが、不安に思っていてもパワハラの状況は変わりませんし、今のつらい状態では新しい仕事を見つけるためのエネルギーが十分にないことをあなた自身が一番わかっているのではないでしょうか。

まとめ

今回は、【5分でわかる】会社のパワハラで悩んだときの指南書についてお話しました。

会社のパワハラはあなた自身の責任で起きてしまったことではありませんし、あなたが一人で解決させる必要もありません。

「パワハラの状況をなんとかしたい」と思う気持ちも分かりますが、もっと視野を広く持って新しいステージに移ったほうが素晴らしい人生を送れると思います。

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ABOUT ME
原田 彗資(はらだ さとし)
大手企業にて10年間で述べ、200名以上の部下をマネジメント。転職するもブラック企業でうつ状態へ。その後、完全未経験から独学でWeb製作、Webマーケを学ぶ。個人で稼ぐ力が身につくサイト「fins」を運営中。東洋経済オンラインをはじめ、大手メディアへの寄稿、出版も行う。
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