こんな悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
・起業に適した年齢とは
・【データで見る】実際の起業年齢
・年代別の起業のメリット・デメリット
起業を考えている人、以前は起業を考えていたけどなかなか踏み出せない人にとって、起業するのにふさわしい年齢について解説していきます。
自分の好きなことで起業すると毎日がとても楽しいものになります。
目次
起業に適した年齢は、起業したいと思ったとき
結論から言いますと、起業をするのに適した年齢はありません。
起業をしたいと思った日が、起業をするのにふさわしい日です。
なぜかというと、起業とは思っているのではなく行動に移すことができるか、どうかだからです。
起業をしたい人がみんな、同じ業種、同じ仕事をするわけではありませんから、準備なども変わってきます。
それに起業というと、従業員を雇って、事務所を構えることが起業ではないからです。
明確な定義ではないのですが、一般的には開業届を出すタイミングが起業とされることが多いです。
開業届も簡単に提出できるものなので、スキルも資格もいりません。
起業とは、やろうと行動したその日だと思ってください。
【データで見る】実際の起業年齢
実際のデータを見てみますと、男女によって多少の差はありますが、様々な年代で起業をしていることが分かります。
男性だと60歳以上、女性だと39歳以下が多いことが見て取れます。
推測ですが、男性は会社を退職して、もしくは早期退職をして起業をするパターン。女性は、結婚、出産などで一度退職をした後に、会社に戻らず起業をするというパターンが多いのだと思います。
それにしても、60歳以上の方が20〜35%という割合もすごいですよね。起業に年齢は関係ないです。
補足:副業としての起業も増加している
また完全に会社を辞めて起業をするという人もいますが、会社員でありながら副業としてスタートしている人も増えています。
副業希望者とは、現在本業を持ちつつも他の仕事もしたい、自分でビジネスをしたいという人。副業準備者とは、副業希望者のうち、他の仕事を探している、または改行の準備をしている人を指します。
副業解禁など、働き方の柔軟さが様々な年齢での起業、開業を後押ししているかもしれません。
»【経験談】スモールビジネスを副業としてはじめる方法【コツは3つ】
年代別の起業のメリット・デメリット
ここからは、起業における年代別のメリットとデメリットについてお話します。
10代から20代
10代から20代の起業では、なんと言っても体力と行動力がメリットです。
先程もお話したとおり、起業とは行動力がキモとなります。若くて、体力もあり、柔軟な考えも持っているこの時期は起業をするチャンスが多いといえます。
一方で、若さゆえに経験や知識の不足から遠回りして、そのまま挫折してしまうこともあります。
ただ、起業家には失敗はつきものですので、挫折経験を超えられるかどうかも起業家として生きていくためのポイントだったりします。
起業で失敗する原因については、下記の記事で詳しく解説しています。
30代から40代
30代から40代はではどうでしょう。会社の生活にも慣れてきて、経験も増えてきました。
体力もまだまだある働き盛りとも言える時期なので、起業に適しています。
しかし、この年齢ではライフサイクルの変化が集中し、結婚、出産などと重なる可能性が高くなります。
人生は仕事だけではありませんから、家族の理解などが必要になってきます。
起業は、すべて自分で決めなければならないので、孤独とも言われます。しかし、身近に理解者がいるととても心強いのは言うまでもありません。
50代以降
では、50代以降というと、社会経験も十分ですし、ライフスタイルも落ち着いてくる頃です。今までの経験や人脈を活かし、起業することも十分可能です。
ケンタッキーフライドチキンを創業した、カーネル・サンダースが65歳で起業をしたというのは有名な話ですよね。
ただし、体力的にも衰えを感じ、なかなか思い切ったことができなくなる時期かもしれません。
こんなことを言うと、いつもできないような気がしますが、どの年代においても発想を変えないと起業はできません。
まとめ:起業に年齢は関係なし
今回は、起業に適した年齢についてお話しました。
繰り返しになりますが、起業に適した年齢はありません。起業したい、そう思ったときがふさわしいのです。
起業=命がけの行為、というイメージもありますがそんなことはありません。
起業をすると分からないことがたくさん出てきて萎えることもありますが、ちょっとずつクリアしていば大丈夫です。
人生の時間は限られているので、そういう意味では少しでも早く起業をした方が楽しめるかもしれません。
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