こんな悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
・デザインの仕事はクラウドソーシングがおすすめな理由
・デザイン初心者向けの仕事
・デザインの仕事が稼げない本当のワケ
・初心者におすすめのクラウドソーシングサイト
これからデザイナーを目指したい人、在宅ワークや副業としてデザインの仕事をしたい人にとって、クラウドソーシングの活用方法について解説していきます。
僕も未経験からのスタートでしたが、今ではほぼ在宅の仕事にて案件を獲得することができるようになりました。
目次
デザインの仕事はクラウドソーシングがおすすめな理由
駆け出しのデザイナーが仕事を獲得するのに便利なのがクラウドソーシングです。
理由は以下のとおりです。
- 初心者でもできる
- スキルアップにつながる
- 得意なことで収入を得られる
順番に説明していきます。
初心者でもできる
クラウドソーシングでは、初心者向けの案件もあります。
デザインと言っても、ロゴ、バナー、サムネイル、印刷物、DTP、キャラクターなど様々なものがあり、作成物の難易度も多種多様です。
中には、起業したての人やフリーランスなど、デザインに予算のさけないクライアントもいます。
そのようなクライアントは、良いデザインを頼みたいけど、なるべくお金はかけたくないという悩みを持っています。
ですので、そのようなクライアントに対して、「初心者ですのでその分お安くやらせていただきます」と提案をすれば初心者で実績の少ない人でも提案が通りやすくなります。
スキルアップにつながる
クラウドソーシングを利用すればするほど、自分のデザインスキルが身につきます。
なぜなら、クライアントの案件をこなしていく上で、わからないことを調べたり、勉強したりするのもそうですが、実は提案が通らなくてもスキルを上げることができます。
たとえば、クライアントがデザインの仕事を頼みたいのであれば、「この人はどんな雰囲気のデザインなのだろう」「自分の好きなデザインはしてくれるのかな」と必ず気になるところです。
そこで、あなたが準備をするのがポートフォリオです。
ポートフォリオがあれば、自分のデザインの雰囲気も相手に伝えることができますし、もし案件に提案をしてボツになったとしても、ポートフォリオとして利用することができるので、提案をして何も得られないということはありません。
得意なことで収入を得られる
クラウドソーシングを活用すれば、得意なことで収入を得られることができます。
クラウドソーシングでは自分で仕事が選ぶことができるので、自分の得意なジャンルや、やりたいことだけの案件を見つけて収入を得ることもできます。
ただ、最初のうちは実績もないわけですから、自分で仕事を選ぶということも難しいでしょう。初心者のうちは、実績づくりのために割り切って、タスク系など単純な仕事を獲得していきましょう。
自分で仕事を選べるほど、スキルと実績を積めたら仕事がとても楽しくなりますよ。
»【初心者】クラウドソーシングのデータ入力とは【注意事項あり】
クラウドソーシングでのデザイン初心者向けの仕事
ここからは、初心者の方でも案件が獲得しやすい仕事をご紹介していきます。
- ロゴ作成
- バナー制作
- パンフレットやチラシ
ロゴ作成
まず最初の仕事はロゴ作成です。
これは、0からロゴを作成する訳ではなく既に作成されたロゴの修正を行う案件もあります。
また、初心者を育てようとするクライアントもあります。指導してもらい、継続的に仕事がもらえるというのは、初心者にとっては嬉しいですよね。
将来的に報酬の高いロゴ作成の案件を受けられるように、まずは初心者歓迎の案件から実績をつけていき、スキルと経験を積み重ねていきましょう。
バナー制作
バナー制作とは、ホームページやECサイトなどで使用する「バナー画像」つくる仕事のことです。
バナー制作はホームページやランディングページ作成と違い、バナー単体での仕事も多いので、数をこなしていくことでスキルと実績を積むことができます。
バナー制作のみよりも、ロゴもやりつつバナーも作るといった形で進めていくと仕事を獲得できる幅も広がっていきます。
パンフレットやチラシ
クラウドソーシングではパンフレットやチラシ作成の案件もあります。
サンプルに沿ったパンフレットやチラシを作成するのであれば難易度も低く、狙い目の案件です。
たとえば、パンフレットやチラシのデザインは、すでにある程度、型が決まっているものが多いので、型に沿って作るといった方が望ましいです。
最初のうちは、クライアントのサンプルや競合他社を調べて、いいところを盗んでいくというスタイルで仕事をこなしていきましょう。
クラウドソーシングでデザインの仕事が稼げない理由
デザインに限ったことではないのですが、クラウドソーシングを使っていてなかなか仕事が取れない、単価の低い仕事しか取れないという人もいます。
理由は、次のとおり。
- 実績がない
- 自己PRが弱い
- クライアントの要望に答えていない
逆をいれば、これらをひとつずつ潰していけば、だんだんと仕事が取れるようになりますので、脱初心者を目指していきましょう。
実績がない
最初は、実績がないことがあなたが選ばれない理由です。
「え、最初は実績なんてないでしょ?」と思うかもしれませんが、やはり実績がゼロの状態ですと、クライアントも不安になってしまいます。
このような場合は、デザイン以外の仕事を何件かこなして、実績だけを作っておきましょう。
そうすることで、あなたのプロフィール欄に実績と評価が表示されますので、クライアントに安心感を与えることができます。
細かい部分ですけど、意外と重要だったりします。
学生の場合は、コンペ形式もあり
学生のように実績がなく、今まで作成したデザインが少ない場合はコンペ形式の提案もおすすめです。
コンペ形式とは、簡単に言うと先にデザインを作ってから提案をし、クライアントに選んでもらうというものです。
経験も少ない中、いきなり選んでもらえるというのは少し難しいかもしれません。
ただ、クライアントに見てもらうという意識でデザインをするのであれば、モチベーションも上がりますし、仮に提案を選んでもらえなかったとしても、デザインしたものは自分のポートフォリオとして活用できるのでノーリスクです。
ビジネスで作ったものは、何かしらの形として残しておくべき。
たとえば、Webサイトやデザイン、動画や資料、ブログのような記事。
もし、売れなかったとしても自分のポートフォリオや新しいサービスを作ったときの特典として活用できる。
自分の行動を形にできれば無駄を排除できる😌— はらださとし|株式会社shicoo (@haratoshi38) October 18, 2020
ビジネスで作ったものは、何かしらの形として残しておくべき。
たとえば、Webサイトやデザイン、動画や資料、ブログのような記事。
もし、売れなかったとしても自分のポートフォリオや新しいサービスを作ったときの特典として活用できる。
自分の行動を形にできれば無駄を排除できる😌
自己PRが弱い
自己PRが弱いとは、自己主張ができていないということではありません。
これはクラウドソーシングの基本的な項目が入力できていないということです。
自分の写真や、本人確認、機密保持確認、電話確認など仕事のスキルと関係ない部分でも、案件の採用、不採用に関わってきます。
またプロフィール欄についてもしっかりと入力をしておきましょう。略歴や可能な業務など他の人のプロフィールを参考にしながら作ってみてください。
クライアントの要望に答えていない
「そんなことある?」って思うかもしれませんが、実はあったりします。
もう少し具体的に言うと、相手の要望ではなく、自分のやりたいこと、できることの押し売りになっていないかということです。
特にデザイン関係のようなクリエイティブな仕事の人は注意が必要でして、「このデザインの方がいい」「これは柔らかいイメージより、鋭いイメージがいい」といった具合に主観でデザインを決めてしまわないようにすることです。
どんなに優れたデザインでも、その評価をするのはクライアントですので、しっかりと相手の要望を聞いて、それに沿ったデザインに仕上げていきましょう。
クラウドソーシングを使って稼ぐ方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
デザイン初心者におすすめのクラウドソーシングサイト
デザインの仕事をするためのクラウドソーシングと言えば、ランサーズ、クラウドワークス、ココナラあたりが有名です。
ランサーズとクラウドワークスはクラウドソーシング業界では、最大手となります。
また、ココナラは、スキルがたくさん売られている商店のようなもので、デザインやWeb制作の案件が多いのもが特徴です。
いずれも無料で登録できますので、登録しておきましょう。
まとめ:作品を作りながら仕事をしよう
今回は、クラウドソーシングがデザインの仕事におすすめな理由について、お話しました。
デザインはクリエイティブなスキルが求められますが、言い換えれば自分の創意工夫を形にすることができる、やりがいのある仕事だと言えます。
ぜひ、クラウドソーシングを活用して自分の好きなことで仕事ができるようになってください。
デザインにおすすめのクラウドソーシングサイト
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