こんな悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
・起業したい人を狙う詐欺の手口
・起業したい人を狙った具体的な詐欺手法
・起業で詐欺に遭いやすい人の特徴
これから起業をしたい、フリーランスとして独立したい人にとって、気をつけて欲しい詐欺の手口についてご紹介していきます。
詐欺の手口や被害に遭いやすい人の特徴を理解することで、自分が被害に遭ってしまう可能性を減らすことができるはずです。
目次
起業したい人を狙う詐欺の手口
夢や志を持った人の弱みにつけこんだ詐欺のような行為が後を絶ちません。
なぜなら、起業というものは学校や会社で具体的な方法を教わるということはほとんどないからです。
つまり、最初は起業をする方法を知らないのです。その弱みにつけこんで、騙そうとする人が一定数いるということです。
ここからは実際に起業したい人を狙う具体的な詐欺の手口をご紹介します。
SNSアカウントに個別でメッセージ
今はネットが主流の社会なので簡単に個人へのアクセスが可能になりました。たとえば、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSがそれにあたります。
詐欺の手口は個人のSNSアカウントに直接ダイレクトメッセージが送られてきて「あなたのファンです」と近づいてきます。
「有益な情報をいつも発信されていますね。フォローさせていただきました」という感じでちょっと親近感を出しつつ、忍び寄ってくる場合がほとんどです。
詐欺グループは、起業やビジネスの初心者を名乗るアカウントを狙ってリストまで作成していることもあります。SNSアカウントへの知らない人からのメッセージには注意しましょう。
この辺りは、YouTubeなどで活躍されている両学長(@freelife_blog)も警笛を鳴らされていますね。
Twitterやインスタを始めると
・LINE@登録でもっと濃い情報教えますよ
・アドバイスするので電話で話しませんか?
・仲間同士で集まって一緒に勉強しませんか?
・私の師匠を紹介します
こんな感じで連絡があるけど、ほぼ100%詐欺かぼったくり。いずれにせよ、ろくな勧誘じゃないで。笑
気をつけや^^— 両🦁リベ大学長 (@freelife_blog) October 15, 2020
Twitterやインスタをはじめると
・LINE@登録でもっと濃い情報教えますよ
・アドバイスするので電話で話しませんか?
・仲間同士で集まって一緒に勉強しませんか?
・私の師匠を紹介します
こんな感じで連絡があるけど、ほぼ100%詐欺かぼったくり。
いずれにせよ、ろくな勧誘じゃないで。笑
気をつけや^^
誰でも簡単に稼げます
「誰でも簡単に稼げます」「完全放置で隙間時間だけで」などのコピーは詐欺の手口です。
なぜなら、誰でも簡単に稼げる方法など無いからです。
ちょっと考えてみるとわかりますが、誰でも簡単に稼げるなら今頃みんな稼げていますし、仮に本当に稼げたとしても情報が溢れ、競争が起きてしまい稼げなくなっているはずです。
誰でも、簡単に稼げるという上手い言葉には、騙されないようにしっかりとした知識で武装しましょう。
〇〇するだけで・再現性100%
〇〇するだけで稼げます、再現性は100%です。というのも完全に詐欺の手口なので要注意です。
先程の説明と似ていますが、再現性が高いノウハウは誰もができるという意味です。
ネットにジネスに限らず、たとえ楽して簡単に稼げるようなビジネスがあったとしても長くは稼ぎ続けることは難しいですし、結局のところ稼げません。
つまり、再現性100%を謳っている商品などは、ほとんど再現性ができないといってもいいです。
「〇〇するだけで」や「再現性100%」などの詐欺には騙されないようにしましょう。
起業したい人を狙った具体的な詐欺手法
起業したい人を狙った詐欺の手口を紹介してきましたが、ここからはもっと具体的に詐欺の手法を解説していきます。
ほとんどの詐欺は以下のような手法が多いです。
- 高額のコンサル塾
- 学生を狙った投資詐欺
- マルチ商法
ただし、世の中ににはちゃんとしたセミナーや起業塾もたくさんあるので、知識として覚えておいて欲しいと思います。
ひとつずつ解説していきます。
高額のコンサル塾
起業コンサル塾と偽って、多額の請求をするケースがあります。
このあたりも無料のセミナーなどに来た人に対して、先程ご紹介した「誰でも稼げる」「自動でお金が入ってくる」といった謳い文句で誘ってきます。
これだけは言えるのですが、本当に起業家を育てたい人や起業を支援するような塾は、受講生に借金をさせてまで勧誘などはしてきません。なぜなら、その人自身も起業したての頃は、お金が無くてつらい思いを必ず経験しているからです。
このような高額コンサル塾への入会で得るものはないので、クレジットカードや消費者金融からお金を借りて高額コンサルを受けないようにしましょう。
学生を狙った投資詐欺
学生を狙った詐欺も多いですし、実際に学生は詐欺に遭いやすいので注意が必要です。
なぜなら、学生は社会経験が少ないですし、親の目が離れてある程度自由な立場にあるからです。
成人すると社会的信用もあがるのでクレジットカードが発行できたり、各種ローンも比較的容易に組めるようになります。
つまり、今、手持ちがなくともある程度、借金ができるような学生を狙うことは、詐欺グループからすれば効率がいいわけです。
学生を狙った詐欺の内容は、投資を持ちかけてくる「投資詐欺」の事例が多く見られます。
実際に詐欺の被害に遭う学生の多くは友人や先輩からの勧誘です。「絶対に稼げる」「ここだけの話」「あってほしい人がいる」などと勧誘して、あなたの悩みを聞いて、さも親しい友人を装い忍び寄ってきます。
最終的に高額な情報商材や仮想通貨などの詐欺商品を買わされる場合が多いので、学生さんは特に気をつけましょう。
マルチ商法
え?こんな時代にマルチ商法?と思いますよね。少し考えるとわかりそうなものの未だにマルチ商法で詐欺に騙されている人も多いです。
「ネズミ講」は実際に商品がないことが多く、入会金などのお金だけが動いている状態もあります。
マルチ商法は次から次に人を紹介して、上の人が絶対に儲かる仕組みになっており無限連鎖です。
ネズミ講は犯罪かどうかはグレーゾーンですが、ぶっちゃけ稼げないですし、稼げたとしても今のネット時代ではコスパが悪すぎです。ネズミ講のようなマルチ商法には気をつけましょう。
起業で詐欺に遭いやすい人の特徴
起業で詐欺に遭いやすい人の特徴は次のとおりです。
- 経験や知識が浅い
- 人に頼りがち
- 相談相手がいない
- 自分は大丈夫だと思い込んでいる
経験や知識が浅い
社会経験が少なく、一般的な知識も浅い人は詐欺に遭いやすいです。
正直なところ、今の時代に情報を入手しにくい状況はほぼないです。逆に情報が溢れかえり、正しい情報を確かめるのが難しいくらいです。
情報はいくらでも自分から入手できますし、ちょっとだけ勉強をすれば今の自分に必要な情報や知識を入手できます。
何も調べないで相手の言葉だけを鵜呑みにするの人は詐欺に遭いやすいので注意しましょう。
人に頼りがち
人に頼りがちな人も詐欺に遭いやすいです。
なぜなら、なんでも人に聞いて助けてもらおうと考える人ほど、人の言ったことを真に受けてしまうからです。
情報の真偽を自分でしっかり調べ、人に頼らないのが詐欺に遭わない方法です。
相談相手がいない
相談する相手がいない人も結果として、詐欺に遭ってしまう確率が高まります。
たとえば、ネットからの情報は自分で選び、情報を入手できるので閉ざされた空間での情報のやり取りになります。
つまり第三者が介入しない状況が多いので、誤った情報でも正しいと思い込んでしまう状況になりがちなんですよね。
相談相手がいないという人でも相談できる場所はありますので、SNSを活用したり、ヤフーの知恵袋などを活用して詐欺に遭わないようにしましょう。
自分は大丈夫だと思い込んでいる
自分は絶対に騙されるはずがないと思い込んでいる人こそ詐欺に遭いやすいです。
理由は、詐欺には遭わないと過信しているせいで、危険察知能力が極端に低下しているからです。
普通なら騙される前の段階で警戒心が働き「何かがおかしい」と気づけます。
自分は詐欺に遭うはずがないと思い込んでいる人は、「ひょっとしたら」と一歩立ち止まって考えてみましょう。
まとめ:甘い誘惑には注意しよう
今回は、起業したい人を狙った詐欺の手口や具体例についてお話しました。
楽して稼ぎたい、失敗したくないと思うことは人として当然のことなので恥ずかしく思うことはありません。
ただし、そのような人の弱みにつけこんで、騙そうとしている人がいるのも確かです。
この記事を最後まで読んでいただいたあなただけは、どうか気をつけていただければと思います。
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