こんな悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
・女性起業のメリット・デメリット
・起業したい女性が抑えるべきポイント4つ
・起業はお金がなくても大丈夫?
好きなことで起業をしたい、もっと自分らしく仕事したい女性にとって、起業をする上で大切なポイントをご紹介していきます。
実際に僕も好きなことで仕事なんてできないと思っていました。でも今では好きなことを好きな人達と一緒に仕事をすることができています。
起業をすることでたくさんの学びがあります。成功するのではなく、幸せになるのは意外と簡単なことですよ。
目次
女性が起業するメリットとデメリット
最初に女性が起業する際のメリットとデメリットについてご紹介します。
女性が起業するメリット
家事や育児、介護など実体験から得た女性ならではの感性や発想を、女性向けの商品の開発やサービスに活かすことができます。
また、在宅でインターネットを使った仕事なら、育児や介護と並行して収入も得ることができます。
特に大事なのは、自分の経験です。これは上手くいったことだけでなく、失敗や挫折した経験もサービスを作っていく上でメリットになります。
女性が起業するデメリット
仕事とプライベートのバランスをとるのは難しいものです。
家事や育児に時間をかけたいと起業したものの、慣れないうちは逆に昼夜問わずパソコンに向かうことが多くなり、まわりや自分にもイライラしてしまうこともあります。
インターネット上で見かける起業して初月で100万円の売上を達成!のような謳い文句もありますが、ほぼ嘘だと思ってください。
最初は必ず種まきの時期が必要です。ですので、ある程度期間に余裕をもった起業をおすすめします。
起業したい女性が抑えるべきポイント4つ
起業したい女性が抑えておきたいのは、次の4つです。
- キャリアの棚卸し
- 起業の目的をはっきりさせる
- 最低限のITスキルは必要
- 確定申告などの事務的な知識を得ておく
ひとつずつ確認していきましょう。
キャリアの棚卸し
子どもの頃から、やっていて楽しかったこと、次々にイマジネーションが湧いてくること、ずっと叶えられなかったが今もやりたいこと、今までの職歴、成功体験、取得している資格などを思いつくままに書き出してみましょう。
この方法は、転職をするときの「キャリアの棚卸作業」=「自己分析」と同じです。
やりたい仕事を見つける方法
「キャリアの棚卸作業」のやり方のひとつに、自分が惹かれる言葉を100個くらい書き出し、関連性のあるキーワードから自己分析をする方法があります。
たとえば、カメラ、花、イラスト、ハーブ、アロマ、エステ、マッサージ、木綿、オーガニック、リラックス、香り、癒し、ダイエット、ヘアケア、ホワイト、空、海、ブルー、ポエム、小鳥のさえずり、デザイン、動画、木々の緑など自分にとって心地よい言葉を書き出すと、自分のやりたいことが見えてきます。
以上のキーワードから、撮りためた癒し系の写真をインターネットで販売する仕事を在宅で行うという可能性が出てきます。
起業の目的をはっきりさせる
フリーランスの場合、特別に開業届を出さなくてもネット上で仕事をするなら、今日からでも個人事業主になれます。
その際、お小遣い稼ぎの在宅ワークでいいのか、本業として生活できる収入を得たいのか、次の起業に向けての資金を稼ぐための手段なのか、目的を決めておきましょう。
お小遣い稼ぎ程度でいいなら趣味的な要素を大切に、徐々に収入アップにつなげていけば良いですし、生活のためや次のステップ資金を稼ぐためなら、より具体的な金額設定が必要になってきます。
たとえば、最低でも月に15万円を稼ぎたいなら、1日に5千円を稼ぐ必要があります。
先程の例ですと、写真の世界は有名なカメラマンの助手として雇ってもらえても月収が約15万円といった職人的な世界です。
一方で、売れっ子カメラマンになると月収が100万円を超えます。
大きな夢を持ちながらも、具体的な目的をはっきり掲げた方がモチベーションが上がります。
起業したいなら行動すること
目的が決まれば、あとは行動です。
やりたいことの内容は、はじめは6割くらい決まった状態で、あとは行動しながら考えたり、修正していくやり方が最適解だと思っています。
たとえば、アロマに興味があり「アロマアドバイザー」の資格をとったままだったとか「ハーブコーディネーター」の資格も持っているなど、癒し系の資格があればそれをウリにして「癒しの達人」としてデビューしましょう。
癒し系の写真や手作り品の販売、アロマやハーブに関する原稿を書いたり、動画やアプリの製作などはネット上で完結します。
大きなくくりは「癒し」で「癒しの成果物あれこれの提供」に限ってしまえば、フリーランスとして仕事がしやすく、収入の安定が期待できます。
また、ネットの仕事に加えてマンツーマンの自宅教室を開いても安定した収入を得ることができます。
起業をする前の不安な事柄については、下記の記事で解説しています。
最低限のITスキルは必要
ITスキルというと難しく聞こえるかもしれませんが、このご時世すべてリアルでのやりとりだけで行うということは不可能です。
メールマガジンやブログ、動画、ホームページなどでの情報発信やTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSの使い方などを知っていれば大丈夫です。
しかし、動画やホームページなども最近では無料で作れますが、どうしても稚拙なものになりやすいので外注に出すのが賢明かもしれません。
クラウドソーシングでは、比較的リーズナブルな価格で製作してもらえるので離床してみるのもありです。
確定申告などの事務的な知識を得ておく
経理などの事務仕事を経験した人にとっては何でもないことでしょうが、まったく関係のない仕事についていた人や主婦が起業する場合は、事務仕事が大きなネックになってしまいます。
確定申告の届を出す
専業主婦が在宅ワークで収入を得た場合、収入が年間38万円以上だと、個人事業主とみなされ確定申告を行う必要があります。
確定申告とは1年間(1月1日~12月31日)の自分の所得を申告し、その所得額に応じた税金を納めることです。
所得にかかる税金は、年間所得が38万円以内であれば支払の義務はありません。
103万円以内なら所得税はかかりませんが、住民税は自治体によって変わり、年間103万円なら数千円かかります。
所得が195万円までであれば5%、195万円~330万円までであれば10%、330万円~695万円であれば20%になります。
フリーランスの場合は必要経費として落とせるものが多いので、日常のレシートや領収書をまとめて保管しておくことで、スムーズに確定申告がおこなえます。
またフリーランス(個人事業者)になった場合は、私的な通帳とは別に仕事用の通帳やカードを作っておくと公私混同せずに済みます。
確定申告は、難しくて大変そうなイメージがありますが(僕もそうでした)、最近ですとネットですべて終わらせることもできます。
たとえば、クラウド会計の大手「freee」は操作も分かりやすく、困ったときのサポートも充実しているので、特におすすめです。
起業はお金がなくても大丈夫?
資本金がないため起業をあきらめているのなら、ゼロ円からでもチャレンジできる在宅の仕事を探しましょう。
最近のスマホやデジカメは性能が良いため、一眼レフカメラなどに劣らない鮮明な写真が撮れます。
ネット環境さえ整っていれば、自撮りの写真を販売するルートは、捜せばたくさん見つかります。国内大手のストックフォトサービスの「PIXTA(ピクスタ)」では、最高で1枚2,000円以上の報酬が得られます。
写真撮影だけでなく動画制作から編集までできると、大手のクラウドソーシングに登録することで仕事の幅が広がります。
クラウドソーシングで副業するための方法は、下記の記事で解説しています。
まとめ
今回は、起業する女性が抑えておくべき4つのキーワードについてお話しました。
起業をする場合、「時代は今何を求めているか」「お客様に喜んでもらうにはどうすればよいか」を常に自分に問いかけながら、新しいスキルを身につけていく必要があります。
そのためには、自分のキャリアの棚卸しをおこない、この仕事なら無理せずやっていけそうと思えるものにチャレンジしてみましょう。
やってみなければ何もわかりませんし、やってみることで大きな発見があります。今日が残りの人生で一番若いので、まずは行動してみてください。
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