こんな悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
・Webマーケティングは独学で稼げるのか【可能】
・Webマーケティングで稼ぐための4ステップ
・Webマーケティングを学べるサイト【無料あり】
・Webマーケティングを書籍で学ぶ
・独学で転職はできるのか
・独学をして副業で稼ぐ方法
この記事を書いている僕は、Webディレクター、マーケターとして複数の法人様と仕事をしながら生活をしています。
Webマーケティングを独学したい、Webマーケティングを学んで稼ぎたい人にとって、学習の方法についてご紹介していきます。
今でこそWebマーケティングを仕事としている僕ですが、はじめはまったくの未経験のスタートでした。
Webマーケティングは独学でも十分学習することもできますし、経験さえ積めば誰でも仕事にすることもできます。
前置きはこれくらいにして、さっそく本文に入っていきましょう。
目次
Webマーケティングとは?
そもそもマーケティングとは、どういう意味でしょうか。
ウィキペディアによると次のようにあります。
マーケティングとは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である
もう少し噛み砕いて話すと、「お客さまに商品・サービスの情報を届けて、使ってもらえるようにする」と言えるでしょう。
つまりWebマーケティングとは、インターネット上でのマーケティング活動をいいます。
Webマーケティングは独学で稼げるようになるのか
結論から言いますと、Webマーケティングは独学でも稼げます。
なぜならWebマーケティングで稼げるようになるには、才能は必要ないからです。
Webマーケティングって聞くと、カタカナの言葉や英語3文字の言葉が多くて難しそうなイメージもありますが、それらはいくらでも学べます。
つまりWebマーケティングはスキルですので、年齢や学歴に関係なく習得できます。
Webマーケティングを独学で学び、稼ぐようになるまで
Webマーケティングを独学で学ぶには、次の4つのステップが必要です。
- Webマーケティングの全体像を学ぶ
- Webマーケティングの具体的な仕事内容を知る
- 自分の興味のあるジャンルを深堀りしていく
- 自らWebマーケティングを実践する
順番に解説していきます。
Webマーケティングの全体像を学ぶ
Webマーケティングを学ぶには、まずその全体像を知る必要があります。
Webマーケティングと言葉にすると一言ですが、Web上で行われるマーケティング活動がWebマーケティングですので、その種類はさまざまです。
・検索エンジンを最適化されるための「SEO」
・グーグルマップを最適化する「MEO」
・GoogleやYAHOO!などに広告を出す「広告運用」
・サイトのページを最適化する「LPO」
・リピーターの発掘、教育する「メルマガ」「LINE公式・Lステップ」
・Webマーケティングに欠かせないツール「Googleアナリティクス」「GoogleSearch Console」
とはいえ、これらすべての内容をマスターする必要はありません。
実際のところ、ひとつないしは複数の専門分野を持ったWebマーケターが活躍しています。
ですので、まずは全体像を知った上で、「自分はどの分野に力を注ぐのか」を決めたほうがよいでしょう。
Webマーケティングの具体的な仕事内容を知る
Webマーケティングの全体像がわかったら、次に学ぶべきは具体的な仕事内容です。
SEO、広告運用、SNS運用、データ分析など自分で興味のある分野の仕事内容を見ていきましょう。
この辺りは、就職しなくてもGoogleで調べるとたくさんの情報が出てきます。
ちなみにですが、多くのWebマーケターもすべての情報が自分の頭の中に入っているというわけではありません。
もちろん経験したことは覚えていたりしますが、多くのことは「自ら調べて実践する」というスタンスです。
ですので、WebマーケターになったつもりでWebマーケティングの仕事についても調べてみてくださいね。
自らWebマーケティングを実践する
仕事内容などがわかったら、実践あるのみです。
「初めてだから、失敗したらどうしよう」と思うかもしれませんね。
とはいえ、いきなり大企業の広告運用を任されるなどといったことはありませんので、ご安心ください。
Webマーケティングは、無料もしくは少額でも十分に経験でき、そこから学ぶこともできます。
たとえばSNS運用であれば、InstagramやTwitterは無料ではじめられますよね。
SEOを実践するためにブログをはじめたとしても、月に1,000円くらいですし、自分で書いた記事を広告で運用するのも月に300円からできます。
つまりWebマーケティングは行動さえ起こせば、いくらでも学べる環境が整っているのです。
Webマーケティングを学べるサイト【無料あり】
Webマーケティングは、学べる環境が整っているとお伝えしました。
ここからは、無料で学べるオススメのサイトをご紹介します。パソコンやスマホさえあれば、学習できますので大学生の方でも気軽に勉強できます。
僕のオススメは、次の5つです。
ひとつずつに見てきましょう。
Googleデジタルワークショップ オンラインコース
Googleデジタルワークショップ オンラインコースは、Googleが提供しているオンライン学習ツールです。
「デジタルマーケティングの基礎」「オンライン広告」といったWebマーケティングに関する知識が学べます。
また、一通りの学習を終えるとGoogleから認定証も発行してもらえるので、就職や転職活動のアピールにもつながります。
Ferret WEBマーケティング講座
Ferret(フェレット)とは、日本でも有数のWebマーケティング会社です。
その会社が提供しているのがFerret WEBマーケティング講座です。
「マーケティングの概念」をはじめて、「SEO」「広告」「SNS」という具合にカテゴリー別に分かれているので、自分の興味のある分野だけ学ぶこともできます。
アナリティクスアカデミー
アナリティクスアカデミーは、Googleが提供している無料の学習コースです。
Googleデジタルワークショップ オンラインコースとの違いは、GoogleのWebサイト分析ツール「Googleアナリティクス」に特化した内容となっています。
SEOにせよ、広告運用にせよ、Googleアナリティクスの知識はWebマーケティングを行う上で欠かせません。
初級者向けコース、上級者向けコースと難易度ごとに分かれているので、まずは初級者向けコースから学習するのがよいでしょう。
ジッセンオンライン
ジッセンオンラインは、国内最大級のデジタルマーケティングにかんするeラーニングのサービスです。
Webマーケティング領域である、「SNS」や「デジタル広告」以外にも「ECサイト」「Webサイト運営」などの領域をeラーニングで学べます。
会員登録をすると無料公開動画を視聴できます。またすべての動画を視聴するには、プレミアム会員に登録しましょう。
Udemy
Udemyは、さまざまなビジネスジャンルの動画から学習できるオンラインビデオサービスです。
Webマーケティングの分野をはじめ、プログラミング、デザインなどの動画があります。
Udemyの特徴は、各動画が専門家が投稿したものとなっていることです。投稿者のプロフィールや視聴者の口コミから動画の評価もチェックできます。
無料・有料の動画があるので、まずはサイトの中をチェックしてみてください。
Udemyでオトクに学ぶ
実はUdemyでは、月に1回程度、セールを行っています。そのセールでは、動画教材が90%offになることもよくあります。
ですので、マイカートに見たい動画を入れておいて、セールの通知がメールで来たときにポチっておけばオトクに学習できます。
Webマーケティングを書籍で学ぶ方法
Webマーケティングを書籍で体系的に学びたいという人もいるかもしれません。
実際に僕が手にとって良かったと思う本をジャンル別にご紹介します。
- Webマーケティングの概要:沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲─
- SEO:現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
- 広告運用:いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本
- ECビジネス:まんがでわかる ECビジネス
- メディア運営:”売れる”オウンドメディアマーケティング
Webマーケティングの概要
株式会社ウェブライダーの松尾さんが書かれているWebマーケティングの概要がわかる本です。
マンガのストーリー形式で書かれているので、活字が苦手な方にもオススメです。
SEO
「SEOとは」という基本的なことや過去のSEOの歴史などが体系的に学べる1冊です。
少し昔の本ですが、SEOの根本的なことからじっくりと学びたい人には向いている内容となっています。
広告運用
内容に定評のある「いちばんやさしいシリーズ」の広告運用バージョンです。
GoogleやYahoo!などの広告運用(リスティング広告)をこれから学びたい人はぜひ手にとってみてください。
ECビジネス
またまたマンガで学べる本のご紹介です。
ECビジネスは、Webマーケティングの要素がギュッと詰まっているビジネスモデルなので、まずは入門書として読んでおいて損はないです。
メディア運営
オウンドメディアは、わかりやすくいうとブログサイトのことです。
ブログのようなコンテンツは、個人だけじゃなく企業にとっても大切な情報発信の方法となっています。
この本では、オウンドメディアの仕組みを一から学べます。
学んだ後は実践あるのみ
当たり前ですが、動画や本で学んだだけでマスターできるほど、Webマーケティングのスキルは単純なものではありません。
スポーツと同じで、自分でやってみてはじめてうまくいった、いかなかったがわかるものです。
では、どうやってWebマーケティングを実践するのかというと、それは「ブログ」を運営することです。
自分自身でブログを開設して、記事を書いて、読んでくれる人を集める。これこそが、Webマーケティングを実践する上での基本になってきます。
「ブログとかやったこともないし難しそう」
と思うかもしれませんが、そこはご安心を。
僕もまったくの未経験の状態からはじめました。下記の記事を参考にしてもらえれば10分くらいで開設できます。
【悲報】すぐには結果はでません
いきなりやる気を削ぐようなことを言って申し訳ないのですが、ブログをはじめてもすぐには結果は出ないです。
ぶっちゃけ、半年くらいはほとんど読まれないという日々が続いてもおかしくありません。
この辺りを知っている、知っていないというのがキモでして、ほとんどの人がいきなり成果を求めがちです。
スポーツなんかを見てもらうとよいのですが、高校生から野球をはじめて半年後に甲子園に出場しましたって人はほとんどいないと思います。
ブログにおいても同じで、種を蒔いて芽が出るまでには一定の期間が必要です。
ですので、コツコツを続けていく必要があると覚えておきましょう。
Webマーケティングを独学して転職することはできるのか
結論から言いますと、「可能」です。
繰り返しになりますが、Webマーケティングは才能ではなくスキルだからです。
本人の努力次第で後からいくらでも身につけることができます。
とはいえ、誰でも転職できるのかというとちょっと注意が必要ですので解説していきます。
学生から第二新卒の場合
学生から第二新卒あたりのいわゆる20代前半くらいまでであれば、就職や転職は異業種、未経験であったとしても現実的かと思います。
また学生の方であれば、インターンとして会社に入ってスキルを学ぶという選択肢もあります。
企業としては意欲と体力のある人材を欲しがっていますので、年齢による優位性というのは否定できません。
とはいえ、すべての会社がそうとは限りません。興味がある会社が見つかれば積極的に応募してみるのもありです。
30代以降の場合
30代に入ると急に転職のハードルも上がり、とくに完全未経験となると選択肢は少なくなってきます。
では、30代から転職を狙うならどうすればよいのかというと「実績をアピールする」ことです。
30代以降、企業が求める人材は「即戦力」です。
大学を卒業したばかりの社会人であれば、一からいろいろと教えなければなりませんが、30代からその辺りを丁寧に教えてくれる企業はほとんどありません。むしろ、そんな余裕はないのです。
ですので会社としては、基本的な会社のルールがわかったら、すぐに実務に取り掛かって結果を出して欲しいんですよね。
つまり30代からの転職を狙うのであれば、「自分のブログでこれくらいのアクセスを集めていました」「SNSでこれくらいのフォローを持っています」といった実績を作るのが近道です。
単なるやる気や根性論ではなく、数字で表せる実績はとても強いです。
転職のタイミングはいつか
独学を進めていく上で、「いつから転職活動をすればよいのか」という質問ですが、答えは「すぐに」です。
正直なところ、転職はタイミングの要素が強いんですよね。
ですので、独学で実績を作りつつ、月に1回程度、転職サイトなどをチェックしておくことをオススメします。
» 失敗しないための転職サイト・エージェント選び【初心者向け】
Webマーケティングを独学して副業をするには
平日は本業があるため、本業終了後または週末しか時間が取れないという人は、副業で稼ぐ方法をオススメします。
具体的な方法は次のとおりです。
- ブログをはじめて、アクセスを集める
- アフィリエイトで商品を紹介する
順番にご紹介します。
ブログをはじめて、アクセスを集める
ブログをはじめるというのは、先程お話したとおりです。
サーバーを契約して、その中にブログを書くためのWordPress(ワードプレス)というWebサイトを作ります。
そしてWordPressでブログを書いて、多くの人に読んでもうためにはさまざまな工夫が必要です。
このときの「多くの人に読んでもらえるような工夫」という一連の流れで「SEO」を実践的に行えます。
アフィリエイトで商品を紹介する
アフィリエイトとは、インターネットを利用した広告プログラムの一種です。
あなたも商品やサービスが紹介されているようなブログ記事を見たことはありませんか。
このとき、商品を取り扱っている企業が「広告主」で、商品を紹介しているサイトのオーナーが「管理者」となります。
つまりサイトのオーナーが取り扱っている商品を読者が購入したとき、広告主から紹介料として手数料が支払われる仕組みです。
ですので、ブログを書いて稼ぐというのは、「アフィリエイトを使って収益を得る」ということです。
ではアフィリエイトで、商品やサービスを紹介するにはどうすればよいかといいますと、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)というアフィリエイターと広告主を仲介するサービスを利用します。
ASPのサービスでは、「A8.net」と「もしもアフィリエイト」がオススメです。
どちらもASPでは業界大手です。無料で登録できますので、この機会にどうぞ。
補足:広告運用もあり
ブログでSEOを学びつつ、アクセスを集める方法もありますが、一気にアクセスを集める方法もあります。
それが、「広告運用」です。
広告運用をすれば、たとえば、翌日からGoogleなどの検索エンジンに表示をさせることもできます。
広告費=高い、というイメージもあるかもしれませんが、Google広告であれば、300円/月からはじめるられます。
ですので、自分のブログ記事を広告運用してみるというのもひとつの手です。
まとめ|Webマーケティングは独学でも稼げる
今回は、Webマーケティングを学ぶための方法についてご紹介しました。
Webマーケティングは、動画教材、eラーニング、書籍などさまざまな方法で学べます。
まずは無料ではじめてみて、面白そうと思った分野については本格的に学んでみるのが良いと思います。
Webマーケティングを学んで、より人生を豊かにしてきましょう。
【30代後半未経験】プログラミングをはじめるのは遅い?【間に合います】