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パワハラ

【体験済み】パワハラで会社はすぐに辞めるべきか?その理由を解説

会社を辞める
そんなにパワハラがつらかったら、退職をすればいいのに。他にも仕事はあるはずなのにどうしてそんなに我慢しているんだろう?

こんな疑問にお答えします。

この記事を読んでわかること

・パワハラで会社は辞めるべき?
・パワハラで辞めた場合「会社都合」となるのか
・会社を辞めることができない理由
・会社を辞めることができないなら、休むことも大事

本記事の信頼性

この記事を書いている僕も以前にパワハラに遭い、約2年間、我慢をし続けてきました。
今では、その会社から脱出して自分の好きなことで仕事をしています。

パワハラに遭っているにも関わらず、会社をなかなか辞めることができなくて悩んでいる人にとって、会社を辞めるべき理由についてご紹介していきます。

僕自身も会社に行くのが本当につらい毎日を過ごしていましたが、会社を辞めることで自分自身を取り戻すことができ楽しい毎日を送っています。

会社のパワハラで悩んでいる人は、必ず最後まで読んでください。

パワハラで会社は辞めるべき?


会社でのいじめ、嫌がらせなど、いわゆるパワハラにあってる場合、会社を辞めるべきかという質問ですが、間違いなく「Yes」です。

その理由は、次のとおりです。

  • パワハラが存在するような会社に未来はない
  • あなたのライフキャリアにとって何の意味もない

です。ひとつずつ解説していきます。

パワハラが存在するような会社に未来はない

まず、パワハラのような行為がある時点でその会社はブラック企業であると思ってよいでしょう。

なぜなら、パワハラがあるにも関わらず見て見ぬ振りをするような会社は、危険としか言いようがないからです。

たとえば、パワハラが原因で休職者や退職者が出てしまった場合、健全な会社であればその上司に対して適切な処置が施されますが、慢性的にパワハラが行われているような会社であれば、そのような状況に目をつむっているということです。

このように人を大切にできない会社は、ブラック企業であることは間違いありませんし、遅かれ早かれ淘汰されていくとは間違いないでしょう。

あなたのライフキャリアにとって何の意味もない

パワハラは、被害者にとって何の得にもなりません。

もちろん、つらいことを乗り越えたとき人間的に成長できることもあるかもしれません。

しかし、極度のストレスにより、体や心を病んでしまい、それが原因で会社に行くことや人と会うことが怖くなったりなど、パワハラの行為自体が終わったあともその影響は続く場合があるからです。

とくにこのような後遺症のことを「PTSD」といいます。

今の職場が小遣い稼ぎの仕事や転職先を見つけるまでのバイトであったとしても、パワハラがあるような会社はすぐに辞めてしまって、新しい会社を探したほうが得策でしょう。

»「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」はパワハラ、モラハラでも起こりうるのか【体験談】

パワハラで辞めた場合「会社都合」となるのか

会社都合となるのか
パワハラがつらくて会社を仕方なく退職した場合、その「会社都合」となるのでしょうか。

こちらについては正直、難しいと捉えておいたほうが良いでしょう。

会社都合となる場合は、主に会社の業績不振で従業員を雇い続けることが難しくなった、会社そのものが倒産してしまった、など雇用が困難な場合に適用されるケースが多いようです。

パワハラの場合ですと、その証拠を集めたり、パワハラ行為があったと会社に認めさせる必要があります。

パワハラが原因で、自己都合で辞めるなんて悔しいと思うかもしれませんが、今の日本ではこれが現状と言わざるを得ません。

「パワハラで泣き寝入りすることが悔しい」と思うよりも、「やっとこの状況から開放される」と気持ちを切り替えたほうが良いでしょう。

会社を辞めることができない理由

辞めることができない理由
パワハラが続いてとても苦しいのに、すぐに会社を辞めることができないのはなぜでしょうか。

それはパワハラ被害者が「学習無力感」という状態になっているからです。

「学習性無力感」とは、1960年代に心理学者のマーティン・セリグマンが提唱した概念です。

抵抗や回避の難しいストレスと抑圧の下に置かれた人や動物は、その状況から「何をしてもムダだ」ということを学習し、逃げようとすることすら行わなくなるものです。

これは、サーカスの象でよく例えられます。

サーカスの象は、身体も大きく、力もあるのにどうして逃げたりしないのでしょうか。

それは、幼い頃に杭で足を繋いでおくことで「逃げることはできない」ということを覚え込ませることで、逃げることができる状態になったとしても、逃げようとはしなくなってしまうのです。

サーカスの像のようなことは人間にも当てはまります。

パワハラのような過剰なストレスにさらされていると、逃げ出すという選択肢が見えなくなってしまいます。また逃げ出すという選択肢が見えたとしても、それを実行しない場合もあります。

それはパワハラの被害者に「退職後の生活が想像できない」からです。

退職をするとなるとそのこと自体もストレスとなります。精神的にも前向きになれないような状態であれば、少し休んでみることも選択肢として持っておくべきです。

※退職代行という選択肢
自分でなかなか辞めると言い出せない。そんな人も多いと思います。でも何もしなければ変わらないというのはわかっているはず。そんなときは、無料で相談してみるのもありです。電話をしたら、すぐに退職をしなければならないということはありません。話だけでも聞いてみることをおすすめします。

会社を辞めることができないなら、休むことも大事

休むことも大事
新しい環境に行くとき、誰しも不安を感じますよね。

学生のとき、転校や進学といったときにも

「新しい学校に馴染めるだろうか」
「どんな先生なんだろうか」
「イジメられたりはしないだろうか」

といった不安を感じたように、大人になってもそのような不安を感じることは決して珍しくはありません。

会社を退職するという決断をしたとしても、必ずしも次の環境が良いという保証はどこにもありません。だからこそ、退職をするという決断がなかなかできないでいるのです。

このような状態で、ストレスを受け続けると「死ぬしかない」という考え方になってしまうこともあるのです。

もしすぐに退職をするという決断ができないのなら、少し休んでみるということをおすすめします。

まとめ

今回は、パワハラで会社は辞めるべきその理由についてを解説しました。内容をまとめますと以下のとおりです。

  • パワハラで会社は辞めるべきか「Yes」
  • パワハラが存在するような会社に未来はない
  • あなたのライフキャリアにとって何の意味もない
  • パワハラが長引くと、辞めることさえできなくなる
  • すぐに辞められないなら、休むこと

パワハラのような状態が続くことで、死ぬしかないという選択肢しかないと勘違いしてしまいます。

パワハラを我慢することは何の意味もないですし、それが原因で会社を辞めても全く問題ありません。今の状況を早く抜け出して、新しい人生を手に入れてください。

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ABOUT ME
原田 彗資(はらだ さとし)
大手企業にて10年間で述べ、200名以上の部下をマネジメント。転職するもブラック企業でうつ状態へ。その後、完全未経験から独学でWeb製作、Webマーケを学ぶ。個人で稼ぐ力が身につくサイト「fins」を運営中。東洋経済オンラインをはじめ、大手メディアへの寄稿、出版も行う。
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