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モラハラ

【解説】モラハラをする人の心理と被害者の特徴

「モラハラって、いったいどのようなものだろうか」
「モラハラをする人はどういう心理状況なんだろう」
「もしモラハラにあったら、どうしよう…」

こんな悩みにお答えします。

モラハラという行為は、いきなりかつ分かりやすいような攻撃ではありません。

ひょっとしたら、あなたもいつの間にかモラハラの被害者になっている可能性もあります。

この記事を読むと、モラハラの意味、行為者と被害者の心理や特徴、モラハラにあったときの対処方法がわかります。

今回は、【解説】モラハラをする人の心理と被害者の特徴についてお話します。

モラハラ(モラルハラスメント)とは

モラハラとは
セクハラやパワハラはよく耳にするけど、モラハラってどういう意味なんだろう。と思ったことはありませんか。

モラハラとは、モラルハラスメントの略で、フランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉です。

モラハラは精神的な攻撃を指す行為のことで目に見えないという特性があります。

また、似たような行為にパワハラ(パワーハラスメント)がありますが、パワハラは地位や権力を利用した職場でのいじめや嫌がらせをいいます。

一方、モラハラは職場や地位などとは関係なく、相手を傷つける行為そのものをいいます。

パワハラとモラハラの違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事、意外と知らない。職場のパワハラとモラハラの違いを対処法とあわせて解説をご覧ください。

パワハラとモラハラの違い
意外と知らない。職場のパワハラとモラハラの違いを対処法とあわせて解説最近、パワハラという言葉とあわせて、モラハラという言葉もよく聞くようになったと思いませんか。「パワハラは分かるけれど、モラハラってどういう意味なんだろう」「似たような言葉だけどその違いがわからない」こんなお悩みにお答えします。今回は、意外と知らない。パワハラとモラハラの違いを対処法とあわせて解説します。...

モラハラをする人の心理

モラハラ心理
モラハラをするような人は、なぜそのような行為をするのでしょうか。

理由は、次の3つです。

  • 自分が正しいと思っている
  • 感覚が麻痺している
  • 自分に自信がない

順番に解説します。

自分が正しいと思っている

モラハラをする人は自分の行っている行為を正しいと確信しています。

ですので、相手を攻撃することは相手のためを思ってやっているとさえ思っているため、道徳的に問題のある行動や言葉を発することにためらいはありません。

感覚が麻痺している

感覚とは、苦しみや悲しみといった感情を指します。

モラハラをする人は相手に対して失望をすると苦しみや悲しみといった感情の代わりに怒りや憎しみを感じます。

この怒りや憎しみは一時的なものではなく継続的に行われ、自分のやっている行為を正当化しようともします。

自分に自信がない

このような攻撃的な性格から、さぞ自分に自信があるのかと言うとそうではありません。

自信の無さから、自分の弱みを相手に悟られないようにするために攻撃的な行動をするのです。

次に、モラハラに遭いやすい人の特徴をご紹介します。

モラハラに遭いやすい人の特徴


モラハラをする人は自分が出会った人全員に攻撃をするかというとそうではありません。

もう少し正確に言うと、攻撃を受けたとしてもあまり気しない人と深く悩み落ち込んでしまう人がいるのです。

モラハラに遭って思い悩んでしまう人には、次3つの特徴があります。

  • 几帳面、真面目
  • 周りとの摩擦や衝突を避ける
  • 真面目で、責任感が強い

一見すると真面目で誠実な印象を受ける性格ですが、その性格故にひとつのことを思い悩んでしまったり、周りに迷惑をかけないようにと相談できないような性格でもあるのです。

このような性格の持ち主をメランコリー親和型性格とも言います。

モラハラに遭ったときの対処法

モラハラ対処
ここまで読んできて、「ひょっとしたらモラハラかもいしれない」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

もし自分の置かれている状況がモラハラだとすればどのようにすればよいのでしょうか。

対処方法は大きく分けて次の3つです。

  • モラハラであると気づく
  • 記録をする
  • 周りに助けを求める

モラハラであると気づく

まずは、今の状況がモラハラであるということに気づく必要があります。

「全部、自分が悪い」「自分が我慢すればいいんだ」

と思う必要はありません。

悪いのはあなたではなく、相手のほうなのです。

記録をする

記録をするということもモラハラの対処に有効な手段です。

いつ、だれに、どのようなことをされたのか。

記録を取ることによって、万が一裁判のようなことになったとしても証拠となり得ることがあるからです。

記録には、メモや録音といった方法があります。ポイントは第三者がそれを見たり、聞いたりしたときに状況を把握できることが大切です。

詳しく知りたい方はこちらの記事、これって違法!?「パワハラの録音」は証拠として有効な手立てとなるのかをご一読ください。

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周りに助けを求める

モラハラの被害にあったとき、最も有効なのが周りの人に助けを求めるということです。

「どうしてこんなひどい目に遭っているのに、誰も気づいてくれないんだろう」
「恥ずかしくて、誰にも言えない」

そう思っているかもしれません。

しかし、モラハラの攻撃は周りの人間が気づくほど大胆に行われるわけではありませんし、我慢すれば収まるものでもありません。

少し勇気がいるかもしれませんが、まずは周りの人に相談をしてみることをおすすめします。

また、周りに相談できるような人がいない場合には、プロのカウンセリングを行っている場所もあります。

問い合わせなどは、無料で行っているところも多くありますので、まずはそちらを利用してみるのもアリです。

まとめ

今回は、【解説】モラハラをする人の心理と被害者の特徴についてお話しました。

モラハラをする人は自分が悪いことをしている、相手が傷ついてるとは思っていません。

一方、モラハラの被害者も自分がモラハラの状況に置かれているとは気づいていないケースが多いのです。

モラハラは放っておけば良くなるような問題ではありません。もしかしてと感じたらまずは周りの人に相談をしてみてください。

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ABOUT ME
原田 彗資(はらだ さとし)
大手企業にて10年間で述べ、200名以上の部下をマネジメント。転職するもブラック企業でうつ状態へ。その後、完全未経験から独学でWeb製作、Webマーケを学ぶ。個人で稼ぐ力が身につくサイト「fins」を運営中。東洋経済オンラインをはじめ、大手メディアへの寄稿、出版も行う。
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