「自分は自信がない」
「自分にはどうすることもできないし、自信なんて持てない」
「彼(彼女)だからできるんだ」
こんな悩みにお答えします。
彼らは生まれつきの才能があったから自信が持てたのでしょうか。そして、自分に自信をつけるためには、どのようにすればよいのでしょうか。
そんな悩みにお答えします。
この記事では自信が持てない原因、自信をつける方法など自信に関する悩みについて解説しています。
今回は、【保存版】自分に自信が持てない原因と心理、自信を持つ方法についてお話します。
目次
自分に自信が持てない原因とは
まず最初に、なぜ自信というのはあったりなかったり、持っていたり持てなくなってしまうのでしょうか。
自信が持てない原因は、次の4つです。
- 無意識の思い込み
- できる自分と比べてしまう
- 社会的風潮にとらわれている
- 見えない勘違い
対処方法と併せて順番に解説していきます。
無意識の思い込み
あなたは他人と比べたりすることはありませんか。
「◯◯さんより、できない。△△さんには勝てない。だから、自分はダメなんです」と。
このようなタイプの人は、無意識の中に「自分はなんでもできて当然」という思い込みがあります。無意識ですので、なかなかピンと来ないかもしれません。
とはいえ、あなたも心のどこかでは「人間誰しも得意、不得意があって当たり前」と思っているはずです。
もし、自分の苦手なところを他人と比較して自分がダメな人間だと思ってしまったときは、あなたが周りの人から「すごい」と言われることを思い出してください。どんな小さなことでも構いません。
他人と比較して、自信をなくしてしまう人は心のどこかに「自分はなんでもできる」という思い込みがあります。
なので、何かできない自分が見つかると自信をなくしてしまうのです。
できる自分と比べてしまう
例えば、サッカーボールでリフティングの練習をしています。
最初は2回、3回とできる回数が増えていき、練習も面白くなっていくでしょう。
あるときは大台の10回を超えることができました。しかし、それ以降は何度やっても5、6回が精一杯でそのうち練習することすらやめてしまいました。
あなたも似たような経験があるかもしれませんね。
この場合、なぜ練習をしなくなってしまったのでしょう。
結論から言いますと「うまくできない自分」を見るのが怖くなってしまったからです。
できない自分を目の当たりにすると傷つき、落ち込んでしまうことに対して嫌気がさして、次第に練習することができなくなってしまったのです。
人はうまくできたときが自分の実力であると思いがちですが、そうではありません。本当の実力というものは調子が悪いときでも出せる最低限の力のことを言います。
つまり、リフティングが10回できたのは偶然であって、本当の実力は5、6回ということになります。
本当の実力を認めるとなると嫌な気持ちになるかもしれませんが、自信のない人が自分の実力を自覚しながら前に進むようになると一気に成長することができるのです。
社会的風潮にとらわれている
このタイプは、例えば「積極的に意見を言う人が優秀である」「消極的な人は劣っている」というような具体的な根拠もないのに、世間がそのように思い込んでいる常識のようなものを鵜呑みにして、自信をなくしてしまうタイプの人です。
このような人も自分ができないことについてフォーカスしがちですが、まずやるべきことは自分のできることを徹底してやることです。
どんな小さなことや自分では大したことないようなことでも構いません。あなたにとって当たり前だと思うことをしっかりとやりきってください。
これこそ、あなたが自分らしく生きていくための最も大切なことなのです。
見えない勘違い
たとえば、あなたがセミナーに参加したとしましょう。そのセミナー講師は、参加者を魅了し、身振り手振りを添えて、皆聞き入っています。
そんな講師を見て「自分にはとてもじゃないけどできないな」と諦めたことはありませんか。
たしかに、人前で堂々と話すためにはそれなりの練習が必要でしょう。
しかし、そのセミナー講師も最初から上手にできたのでしょうか。最初から上手な人などいないのではありませんか。
「自分にはとてもじゃないけどできないな」と、自信をつかむための最初の一歩が踏み出せないのはなぜでしょう。
それは「見えない勘違い」が邪魔をしているのです。
「バカにされたらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」
「後で何か言われるのが怖い」
と、まだやってもいないうちから、失敗すると勘違いしていることが自信を持てない最大の原因なのです。
実際にやってみたら、上手くいかないこともあるかもしれません。
でも、その最初の一歩を踏み出すことすらできない人が世の中にはとても多く存在します。
一歩を踏み出す「覚悟」があれば、あなたはその他大勢の人よりも前に進んでいるのです。
劣等感を持つ必要はない
人間は誰しも劣等感を持っています。そう、自信を持ってそうなあの人も見えないだけで、劣等感を持っているのです。
しかし、それは先程ご説明した「勘違い」という部分が多いのです。ですので、劣等感を持っているということに悩む必要はありません。
また、劣等感を持っている、持っていると感じている人は、セルフイメージの低さも影響しています。
セルフイメージとは、「自分自身に対するイメージ」のことで、このセルフイメージが自信のある、ないに影響していることは間違いないでしょう。
セルフイメージの低い人は、どこか自信がなく、否定的な考えや行動をしてしまいがちです。一方、セルフイメージの高い人は前向きで、自信に満ち溢れています。
自信につながるセルフイメージの高め方については、こちらの自信のない人こそやって欲しい「セルフイメージ」の高め方をご一読ください。
自信は後からつけることができる
自信がある人はどうして、自信を持っているのでしょうか。おかしな質問かもしれませんが、どうしてなのでしょう。
それは、「できる」という成功体験を数多く踏んでいるからに他なりません。
では、その成功体験はどうやって養っていくのでしょうか。それは「行動する」以外に方法は無いと言って良いでしょう。この行動することは誰しも最初からできていた訳ではありません。
もちろん、生まれ持って走るのが速い、家がお金持ち、勉強ができる、と言ったことはあるでしょう。もしこれを宿命とするのなら。自信というものは、生まれ持って備わっている才能ではありません。
今、あなたはこの記事をスマホからご覧になっているのでしょうか。では、その見方やスマホの操作方法についてはいかがでしょう。
自信という言葉は使わなくとも当たり前のように操作できているのではないでしょうか。
このように、当たり前のようにできることは、生まれ持っての才能とは関係がないのです。
自分に自信をつけるための方法
では、ここからは自信をつけるための具体的な方法について、お伝えします。
自信をつけるための方法は次の3つです。
- セルフイメージを高める
- 長期的視点を持つ
- 本当にやりたいことをする
セルフイメージを高める
繰り返しになりますがセルフイメージとは、自分が自分をどのように思うのかということです。
「自分はできる」「きっと上手くいく」と良いイメージを持つほど、良い方向へ動いていきます。
逆にセルフイメージが低いと「自分には無理だ」とか、たとえ上手く言ったとしても「今回はたまたま上手くいっただけだ」と考えてしまい、自信を継続させることができません。
このセルフイメージは、子供の頃の親の教育が関係していると言われています。
親が「お前はダメだ」「何度同じことを言えば分かるんだ」と言うことで、子供のセルフイメージは育たなくなってしまうからです。
では、子供の頃の親の教育で全てが決まってしまうのでしょうか。そんなことはありません。このセルフイメージは、あなたがなりたいと思えばいつでも身につけ、強化することができます。
長期的視点を持つ
私たちは楽をしたり、危険から避けようとすることを本能的に持っています。それは、自分を辛いことから守るための安全装置のようなものです。
ただし、今以上に自信をつけるためには、この装置を少し緩めてあげなければいけません。
それには、目標や夢といったものが必要になってきます。目標や夢を持つということは長期的に自信をつけるために、とても大切なことなのです。
本当にやりたいことをする
自信をつけるためにいちばん大切なことは、本当にやりたいことをする。ということです。
あなたが仕事であまり好きでないことをするときはどんな気持ちですか。たとえその仕事が他の人よりもできたとしても、長く続けていくことは難しいと思います。
逆に、そんなに得意ではないけれども好きで、心の底からやりたいと思うことはどうですか。わくわくしてくませんか。
その仕事が終わっても、「もっと上手くやるにはどうすればよいだろう」いって休みの日であったとしても調べたり、勉強したりすることは決して苦ではないはずです。
ちょっと宣伝になってしまいますが、未来創心塾では自分のやりたいことを見つけるための動画セミナーも実施していますので、興味のある方はどうぞ。
自分に自信を持つための本
自信を持つためにおすすめする本は次の3冊です。
嫌われる勇気(岸見一郎/古賀史健)
一生折れない自信のつくり方(青木仁志)
30代からの自信の育て方(林忠之)
どれも読みやすく、実践的な本ですので、ぜひ手にとってみてください。
まとめ
今回は、【保存版】自分に自信が持てない原因と心理、自信を持つ方法についてお話しました。。
自信とは生まれつきその人に与えられた才能ではありません。あなたの思いと行動次第でどんなことでもできるようになります。
しかし、多くの人がそうでは無いように思います。それはなぜでしょうか。
それは心のどこかで「自分にはできない」と思い込んでいるからです。この思い込みこそが自分に自信をつける上で最も高い壁なのです。
「自分はできる」と毎日鏡の前の自分に言い聞かせてみてください。
できる、できないの境目は自分の心がどちらに傾いているかによるものなのです。
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