「今日もこっぴどく上司に説教をされた。でも、同僚のあいつも一緒にいたのにどうしてケロッといているのだろう」と疑問に感じたことはありませんか。
同じ上司にモラハラを受けているのに、全く平気でいられる人もいれば、ひどく落ち込み場合によってはうつ病になってしまう人もいます。
それはなぜでしょうか。
実はモラハラでうつ病になりやすい人には共通する特徴があるのです。
今回は、モラハラでうつ病になりやすい人の性格についてお話します。
うつ病になりやすい性格「メランコリー親和型性格」とは
モラハラを受けて、それが原因で思い悩み、うつ病になりやすい人には「ある傾向」があります。その傾向、言い換えると性格上の特徴を総じて「メランコリー親和型性格」と言います。
「メランコリー親和型性格」の人は大きく分けると、以下の3つの特徴があります。
- 几帳面、真面目
- 家庭や職場の秩序を乱すことを嫌い、摩擦や衝突を避ける
- 自分に厳しく真面目で、責任感が強い
悪く捉えるならば、こだわりが強く、頑固であるということになります。
メランコリー親和型とは、ドイツの精神科医であるテレンバッハが提唱した概念です。テレンバッハは、メランコリー(憂うつ)になりやすい性格の傾向としてメランコリー親和型性格を提唱しました。
皆さんもご自身の性格で、上記の3つの項目に当てはまるようなことはありませんか。周りの友人からは、何事もきっちりとやる性分と言われることがあります。
また、なるべく他人との衝突は避けるようにしています。そのほうが、色々とメリットが多いと考えているからです。
まとめ
今回は、モラハラでうつ病になりやすい人の性格についてお話しました。
メランコリー親和型性格は良い面もある反面、自分を犠牲にしてまでも他人や仕事に尽くすということもあり、しばしば本人を苦しめます。しかし、この性格は何も問題のある性格ではありません。
むしろ「模範となるような常識人」「誠実な人」という良い印象を与える人間なのです。しかし、その程度が強すぎると、いずれ自分を苦しめてしまうのもまた事実です。このことが原因で、メランコリー親和型の性格はうつ病になりやすいのです。
モラハラでうつ病にならないようにするは、自分自身の性格を知るということが大切です。自分の性格を知ってはじめて、どのように対処していけばよいかが分かるようになってくるからです。
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