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パワハラ

パワハラで診断書はもらえるのか?労災認定を得る手順を徹底解説

今日も会社にいくのがしんどいなぁ。疲れているのに夜もなかなか眠れないし、病院に行ってもどこも悪くないっていうし…

こんな悩みにお答えします。

この記事を読んでわかること

・診断書をもらうときのポイント
・パワハラで労災認定を受けるために必要なもの2つ
・労災認定を受けるまでの3つのステップ
・パワハラを受けた後のこと

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は以前パワハラでうつ状態になりました。
今はそのブラック企業を脱出し、悩んでいる人の相談や執筆を行い、出版ではAmazonランキングでは3冠達成。

パワハラで休みたいけど休めない人や休むためには診断書が必要だと思っている方に、診断書のもらい方や手順についてご紹介していきます。

パワハラを受け続けるとだんだんと心も身体もおかしくなってきてしまいます。行動することが解決への第一歩です。

パワハラで悩んでいる方は、是非最後まで読んでみてください。

パワハラで診断書をもらうにはどうすればよいのか?

診断書をもらうには会社によっては、休んだり、休職をする際に必要となってくるのが「診断書」ですが、その診断書はどこでもらってくればよいのでしょうか。

パワハラのような被害を受けていたときに診断書をもらう場所は、神経科や精神科、精神神経科などの心の病気の専門家でもらうのが良いでしょう。

パワハラで診断書をもらうときのポイント

診断書をもらうときには、伝えておかなければいけないポイントがあります。

それは、休職をするために必要だということをしっかりと伝えておくべきです。

診断書といっても何種類もありますし、病院の先生が直接書く場合もあれば、先生の指示の元、事務の人が代わりに書く場合もあるからです(代わりに書くといっても必ず病院の先生の確認は行われます)。

もうひとつポイントをお伝えすると、いつまでに必要なのかということも伝えておいたほうが良さそうです。その場でもらえる場合もありますし、2,3週間後という場合もあるからです。

また診断書をもらった際には治療日数と医師の証明印が入っていることも確認しておきましょう。

パワハラで労災認定を得るためには?

労災を得るには
職場のパワハラを受けて診断書を得るためには以下の点がポイントとなります。

  • 精神疾患の症状がある
  • 業務による強い心理的負荷がある

順番に解説してきます。

精神疾患の症状がある

ひとつめは、精神疾患の症状が出ているということです。

精神疾患の代表的なものとして、うつ病、適応障害、睡眠障害などがあります。これらは自己申告のみではなく、医学的なプロの知見が必要となります。

業務による強い心理的負荷がある

業務において精神的に負担の強い状況に置かれているかどうかも判断のひとつとなります。

期間については、6ヶ月以上というのが判断の基準となっています。

なお、心理的負荷の状態は、「心理的負荷評価表」を元に労働基準監督署が調査を行い、精神的に負荷の強い状況かどうかを判断します。

パワハラで労災認定を得るための手順

認定を得る手順
パワハラで労災認定を得るためには、次の3つのステップが必要です。

  • 申請をする
  • 診断書を手に入れる
  • 各種書類を提出する

こちらも順番に見ていきましょう。

申請をする

労災認定を得るためには、労働基準監督署に申請をします。

労働者労働災害保険請求書という用紙を労働基準監督署でもらい、その用紙に住所、名前、生年月日、被害所状況などを書きます。

なお、労働者労働災害保険請求書には、5号、7号、8号の3種類があります。それぞれ提出先が異なりますので注意が必要です。

診断書を手に入れる

本来、労働者労働災害保険請求書には、会社側の押印と労働保険番号の記入が必要となります。

しかし、会社側の押印=パワハラを認める、ということになりますから、会社側から押印をもらうことは難しいでしょう。

その代わりとなるのが医師からの診断書です。

各種書類を提出する

労働者労働災害保険請求書の5号の用紙は、診断書をもらった病人に、残りの7号、8号の用紙は労働基準監督署に提出をすれば受け取ってもらえます。

悲報:パワハラは必ずしも労災として認定されるわけではない

ここで、残念なお知らせをしなければなりません。

診断書や申請書などしっかりと準備をしたにも関わらず、パワハラが労災として認められないというケースもあります。

しかし、申請をしたことを会社側が隠していたとすると会社側が処分されることになりますので、行動を起こしたことが全くの無意味だったことにはならなそうです。

パワハラ被害から人生設計を考える

人生設計を考える
このようにパワハラを受けるということは、単に精神的な苦しみを味わうだけでなく、訴えたりしようとすると大変なエネルギーを使ってしまいます。

準備したにも関わらず、認定されないというとさらに疲弊してしまう可能性もあるでしょう。

「じゃあ、泣き寝入りをするしかないのか」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

パワハラという出来事は確かにつらい現実ですが、考え方を少し変えてみると自分の人生を見直す良い機会であるかもしれないのです。

その会社にいることだけが人生の全てではありませんし、起業や転職といった選択肢もあるのです。

»失敗しないための転職サイト・転職エージェント選び【まずは行動】

まとめ

今回は、パワハラで診断書をもらい、労災認定を得るまでの手順についてお話しました。

内容をまとめると次の通りです。

  • パワハラで診断書をもらうには専門機関に相談
  • パワハラで労災認定を得るためには、申請書が必要
  • ただし、パワハラは労災認定されない場合もあり
  • パワハラ被害は人生を見直すキッカケ

パワハラの被害は本当につらく、会社にいながら解決をしようとすると一筋縄ではいきません。

退職や転職といったことも視野に入れてみることで、たくさんの選択肢が見えてきます。パワハラで退職や起業をするのは決して逃げではないということもお伝えさせていただきますね。

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ABOUT ME
原田 彗資(はらだ さとし)
大手企業にて10年間で述べ、200名以上の部下をマネジメント。転職するもブラック企業でうつ状態へ。その後、完全未経験から独学でWeb製作、Webマーケを学ぶ。個人で稼ぐ力が身につくサイト「fins」を運営中。東洋経済オンラインをはじめ、大手メディアへの寄稿、出版も行う。
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