「職場の人間関係に疲れてもう限界」
「何か対処する方法はないのかなぁ」
こんな悩みにお答えします。
職場の上司のストレスを減らすには、あなた自身が対処する方法を行うしかありません。なぜなら、相手を変えることは限りなく不可能に近いからです。
この記事では、ストレスの元となる上司の特徴、ストレスの症状や対処方法をご紹介します。
今回は、職場の上司のストレスに対する具体的な対処方法についてお話します。
目次
嫌いな上司の特徴
職場のストレスの原因とも言える上司の特徴は次の通りです。
ミスを部下のせいにする
上司の言われた仕事に対してミスをしてしまった場合、その原因が回避できなかったものであったとしても、部下のせいにする上司もいます。
このような上司を持ってしますと、指示された仕事をすることが嫌になってしまうだけでなく、話しかけられただけで「何か仕事が振られるんじゃないか」と思っていまい、ストレスの原因となってしまいます。
人によって態度が違う
上司も人間ですので、気分の浮き沈みもあるでしょう。
しかし、明らかに人によって態度が変わる上司がいるというのも事実です。
仕事の成果や姿勢で部下を見るのではなく、性格や容姿など自分の好みで人を判断する上司にはイライラしてしまうものです。
そもそも仕事ができない
上司だからといって自分より仕事ができるとは限りません。
これまでの会社の年功序列制度により、長い間勤務していたというだけで上司になったしまったという人も一定数いるからです。
しかもそんな上司に限って「自分は仕事ができる」と勘違いしているケースもありますので、こんな上司がいる職場は注意が必要です。
上司のストレスでこんな症状が出てきたら要注意
職場の上司、会社の人間関係などでストレスが溜まってくると体から「もう限界だよ」「休んだほうがいいよ」という具合に様々な症状で限界が近いことを教えてくれます。
具体的には、次のような症状があります。
- めまい
- 胃が痛い
- 動悸
ひとつずつ見ていきます。
めまい
めまいは、一般的に急に立ち上がったりすることで脳に送られる血液の量が一時的に不足して起こる場合が多いですが、ストレスや疲労などの自律神経の乱れによってクラクラしたりすることもあります。
胃が痛い
意の痛みは、飲み過ぎや食べ過ぎ、食あたりの影響でみぞおち辺りが痛む症状ですが、ストレスにより自律神経が乱れると、過剰に分泌された胃酸が粘膜を傷つけて痛みが生じる場合もあります。
動悸
ストレスなどで、不安な状態や緊張状態になると脈が速くなることがあります。
脈が速くなる事自体は、自律神経の働きによい体が興奮状態にあるだけですので特に異常はありません。しかし、このような状態が続いたり、安静時にも脈が動悸が起こるようであれば注意が必要です。
このような症状が出たらまずは病院や薬局に行ってを処方してもらうことが大事です。
ただし、これは根本的な解決にはなっていません。できれば、このような症状が出る前になんとかしたいですよね。
次に、職場のストレスを発散する方法についてお話します。
上司のストレスを発散するため方法2つ【結論】
あなたは、職場のストレスを発散する方法をどのくらい持っていますか。
マラソンや筋トレ、サッカーなど身体を動かすことやテレビや映画を観たり、音楽を聞きながら好きな本を読むということでストレスを減らすこともできるでしょう。
つまり、ストレスを発散する方法は大きくまとめると2通りです。
- 運動によるストレスの発散
- 静止によるストレスの発散
ストレスを解消する方法は大きく分けて、マラソンや筋トレ、スポーツなどの「運動によるストレスの発散」とテレビや音楽、読書といった「静止によるストレスの発散」の2種類があります。
ストレス解消方法は、この2つをバランスよく持っていることが大切です。
順番に解説していきます。
運動によるストレスの発散
例えば、あなたのストレス発散方法がマラソンだったとしましょう。長距離をリズムよく走ることで、汗をかき、身体に風を感じることでストレスを発散することができます。
しかし、前日に遅くまで仕事だった場合は、疲労が溜まっていて走ろうという気にならないかもしれません。
仮に走ったとしても次の日、さらに疲れが溜まってしまうということもあるでしょう。
また、天候にも左右されてしまいますので、悪天候の日が続き、外に出られないとなると余計にストレスが溜まってしまいます。
続いて、静止によるストレスの発散について解説します。
静止によるストレスの発散
テレビや映画、音楽そして読書など、リラックスをすることでストレスを発散する方法は、天候にあまり左右されず自分のペースでゆっくりと行うことができます。
ただし、携帯のSNSやゲームに夢中になりすぎてしまうと逆に不規則な生活になりやすいので注意が必要です。
また、お酒やアルコールなどは適度であれば良いのですが、一定量を超えてしまうと依存などの問題も発生してしまうのであまりオススメはできません。
別のストレス発散方法としては「人と話す」ということもあります。特に女性においてはこの方法が取られていますので、是非やってみて欲しいと思います。
なお、静止によるストレス発散は、瞬間的な方法ではなく、じわじわと心の疲れが取れていくものなので、運動によるストレス発散方法とバランス良く行うことをおすすめします。
職場のダメ上司はどうする?【相談しましょう】
仕事をサボってばっかり、口だけ達者で手は動かさない、そもそも仕事ができない、といった上司に対してもストレスが溜まってしまいますよね。
いくらストレスを解消できたとしても、会社に行って上司と合うたびにストレスが溜まってしまいます。
このような残念な上司の対処方法は、相談をすることです。相談相手としては、そのダメ上司のさらにうえの上司。または人事部などです。
「どうせ言っても変わらない」と思うかもしれませんが、「言わないと何も変わりません」
本当にその上司がダメなら異動や降格といった対応がとられるでしょう。
攻撃的なパワハラ上司は逃げるのもあり
ただ仕事ができないダメ上司よりもさらに厄介なのが、このパワハラ上司です。
部下をモノとしかみていないパワハラ上司と同じ職場にいると、ストレスは溜まる一方で限界を超えてしまうとうつ病のような精神疾患にもなりかねません。
まずは上司や人事部といった部署に相談をしてみましょう。
ただ、そのようなパワハラを行うような上司がいる会社ですからすぐに良くなるとは言い切れません。しかも、会社の規模が小さいと相談する窓口すらないということもあります。
その場合は、転職といった方法も視野にいれて行動をしましょう。
転職というと、とても悪い行為をしているように思われますが、パワハラなどのストレスが原因でうつ病になってしまうよりはずっとマシです。
特に職場の人間関係で退職や転職を考えている人は、こちらの記事【体験済み】パワハラで会社は辞めるべき?その理由を解説しますがお役に立つかもしれません。
まとめ
今回は、職場の上司のストレスに対する具体的な対処方法についてお話しました。
まとめますと、次の通りです。
- ストレスが溜まると、体に異常が表れる
- ストレス発散方法は、動的・静的の方法を持っておく
- ダメ上司・パワハラ上司はすぐに相談
- つらい職場は転職も視野にいれるべし
ストレスを我慢することで鍛えられるという考えもありますが、ストレスの多い状況よりもストレスの少ない状況で仕事をするほうがパフォーマンスが良いことは近年の研究で明らかになっています。無理をせず、自分らしく生きていきましょう。
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