「現代型うつ」や「新型うつ」という言葉を聞いたことはありませんか。これらは、マスコミによる造語で明確な定義はないのですが、近年、新しいうつ病の症状として話題となっています。
うつ病を治すためには、本人の意志が必要なのですが、一部の人間にはこのうつ病という症状に甘んじて、そこに居座ってしまう傾向が見られます。それでは、從來と異なるうつ病とはいったい、どのようなものなのでしょうか。
今回は、うつ病の症状。「未熟さ」に隠れる被害者の心理についてお話します。
成熟していない「未熟型うつ」
現代型うつ、新型うつとは一体どのようなものなのでしょうか。
実は、以前お話した『パワハラ上司の「歪んだ自己愛」を生んだ過去』に登場するようなパワハラ上司と非常に似ているのです。
「パワハラ上司とうつ病になるような人が同じ?」と驚かれるかもしれませんが、違いは「仕事ができる、できないの違いである」と言っても言い過ぎではないでしょう。
自分の思うような部署に配属されければ愚痴をもらし、無断欠勤が続き指導をすれば、診断書をふりかざす。もし今の業務内容に不安があるのなら上司に相談することで気づきも得られるかもしれません。
しかし、このようなタイプの方は情緒的なコミュニケーションを取ることができないのです。働けるか、働けないか。元気か、うつか。被害者か、加害者か。など、自分のまわりの物事をすべて両極端にしか考えることができません。「1か0か」の思考で相手の気持ちをわかることができないのです。
まとめ
今回は、うつ病の症状。「未熟さ」に隠れる被害者の心理についてお話しました。
会社で実際にパワハラを受けて、心身ともに疲弊したことがある方、もしくは今、そのような状況にいる方もいらっしゃると思います。
一方でこのような二重人格であるかのような人が、うつを名乗っているのも少なからずいることも事実です。このような状況がパワハラの現場を混乱させる要因でもあるのです。
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