「休み明けで会社に行きたくない」
「職場の人間関係に悩んでいて会社に行くのが億劫だ」
「疲れていて、身体が思うように動かない」
と、毎週月曜日がくると度に、思い悩んでしまったことはありませんか。
先日、こんなツイートをしました。
「会社をバックレるのは大丈夫ですか?」
この質問に対する答えは「NO」です🙅♂️
つらくて、大変でも会社を辞める旨は、会社や上司に必ず伝えておきましょう🙋♂️
バックレは場合によって、懲戒解雇という今後の転職活動に影響が出るようなケースもあるからです。
— はらださとし|株式会社shicoo (@haratoshi38) February 8, 2020
「会社をバックレるのは大丈夫ですか?」
この質問に対する答えは「NO」です🙅♂️
つらくて、大変でも会社を辞める旨は、会社や上司に必ず伝えておきましょう🙋♂️
バックレは場合によって、懲戒解雇という今後の転職活動に影響が出るようなケースもあるからです。
会社に行きたくない、行くのがつらいと思うことは決して特別なことではありません。
とはいえ、パワハラのような職場のいじめがある状況だとどうすればよいのか分からなくなってしまいます。
そんな悩みにお答えします。
結論から言いますと、会社がつらくて、体調が悪いときは休んでしまっても大丈夫です。
無理に行こうとせず、まずは自分の体調を回復させることが大切だからです。
もし会社を辞めたいなら、辞めてしまうのも手です。しかし、つらいからと言ってバックレるとペナルティの方が多くなるので注意が必要です。。
今回は、仕事のパワハラが原因で、会社に行きたくないときの解決策についてお話します。
目次
パワハラの種類とは
まず最初にパワハラの種類について、見ておきましょう。
パワハラは一言だと、職場のいじめということになりますが、そのやり方や方法などによって大きく分けて次の6つに分類されます。
- 身体的な攻撃
- 精神的な攻撃
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過小な要求
- 個の侵害
第三者から見て明らかにわかるような行為から、他人からはわかり辛いようなこういまで様々です。
パワハラの分類とその内容については、こちらの【まとめ】もう迷わない!パワハラにあたる言葉をその定義から解説しますをご参照ください。
仕事に行きたくないと思ったらどうする?
仕事に行きたくないほど、体調が優れない場合もありますよね。
しかし、真面目なあなたは「会社に行けばなんとかなる」と思って、無理をしていませんか。
もし本当に体調が優れないようであれば、休んでしまっても大丈夫です。
「休むと他の人に迷惑がかかる」とお考えかもしれませんが、そんなことはありません。
あなたの会社で他の人が会社を休んだことはありませんか。そのときを思い出してみてください。会社は誰かが休んでも、まわるようにできています。
首相や国の大統領でさえ、休んだとしても替えがきくのです。会社の従業員がひとり休んだとしても、それほど大事になるはずがありません。
仕事のパワハラを相談したい場合はどうする?
会社の人間関係やストレスについて、誰かに相談したいけど、誰に相談したらいいのかわからないということもあります。
相談については、大きく分けて「社内」と「社外」がありますが、まずは社内の信頼できる人に相談してみることをおすすめします。
また、パワハラの相談についてはこちらのパワハラの相談窓口、場所、メールの書き方を解説【2022年度版】に詳しく書いています。
仕事上のパワハラで退職はあり?
体調が優れずに仕事を休むことができれば、リラックスをすることで体調もある程度回復するでしょう。
しかし、仕事を休むことと会社のパワハラがなくなることは別の話です。
「パワハラで退職することは、忍耐力がないって思われるんじゃないか」
と不安になるかもしれません。
結論から言いますと、パワハラで退職するのは「あり」です。
パワハラのような行為は、日に日にエスカレートしていき、一時しのぎで仕事を休むことができたとしても、ずっと休むことは難しいでしょう。
体にムチを打って仕事に行ったとしても、行く行くはうつ病のような精神疾患を患ってしまうのは時間の問題だからです。
もし、あなたが退職をお考えであれば、こちらの記事専門家が解説!パワハラで退職するときの5つのポイントが役に立つかもしれません。
パワハラで会社をバックレるとクビになる?
一日でもすぐに、会社を辞めたい、逃げ出したい、というほど追い詰められることもあるでしょう。
そんなとき、「いっそのことバックレてしまおうか」と頭をよぎったことがあるかもしれません。
もし、会社をバックレてしまうとどうなってしまうのでしょうか。
厚生労働省は次のような行政通達を明示しています。
原則として2週間以上正当な理由なく無断欠勤し、出勤の督促に応じない場合は、所轄労働基準監督署長の認定を受けた上で即時解雇ができる
つまり、2週間以上、無断欠勤が続くと会社はその従業員をクビにできるということです。
もちろん、パワハラや精神疾患のような状態で連絡できない場合は、正当な理由には該当しませんし、会社側も2週間たったらすぐに解雇できるというわけではありません。
なお、正当な理由がなくバックレにより、会社をクビになってしまった場合は「懲戒解雇」という処分になってしまい、退職金の減額、または支給なしといったものや、次の転職などに大きく影響が出てしまうのは言うまでもありません。
パワハラが原因で退職を考えている場合は、会社に対して退職の旨を伝えたほうが良いでしょう。
補足:懲戒解雇とは
懲戒解雇(ちょうかいかいこ)とは、会社が従業員に対して与える罰則のことです。
社内の秩序を著しく見出した行為に対して科せられるもので会社から従業員に対して与える罰則の中では最も大きいものです。また、公務員の場合は懲戒免職(ちょうかいめんしょく)と言います。
パワハラで退職したいと言い出せない場合
「退職したいけどできない」「バックれるのも後々困る」という状況もあるでしょう。
その場合は、「退職代行」というあなたの代わりに退職の旨を会社に伝えてくれて、手続きを進めてくれるというサービスもあります。どうしても困った場合は相談してみても良いかもしれません。
まとめ
今回は、仕事のパワハラが原因で、会社に行きたくないときの解決策についてお話しました。
会社に勤めていると、給与や社会的な保証がある代わりに、業務や人間関係において嫌なこと、苦手なことはどうしても存在します。
そうは言っても、心身が疲弊してまで働く必要もないと思っています。
つらくなったら、立ち止まってもいいですし、場合によっては逃げてしまっても良いと思います。
やりたくなったら、できるようになったら、またはじめればいいんです。
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