必要以上の叱咤、叱責、机を叩き上げるような行為をするパワハラやモラハラ上司は、何が原因でそのような行為に走ってしまうのでしょうか。
ひょっとしたら「パワハラ上司が受けてきた教育のせいで、部下とのコミュニケーションが上手くとれないだけではないか」と思うかもしれませんが、残念ながら、そうではないのです。
このことは、彼らの言い分から読み取れるのです。
今回は、パワハラ・モラハラ上司の行為は、コミュニケーション能力の低さが原因ではない証拠についてお話します。
人間は自分のしたことはわかる
もし、自分のコミュニケーションの仕方が悪く、相手が傷つくような行動を取ったのだとしたら、多くの人はその部分を認め、次回からの行動を変えようと何かしらの努力をするはずですよね。
また、被害者の方からしてみれば、「行為者からの悪意はなく、一時的な感情のものであった」とわかればどれだけ救われることでしょうか。
しかし、残念ながらパワハラ・モラハラ上司はそのような行動を取ることはありません。
それどころか、パワハラのような行為を行った結果、被害者が体調不良などを訴えることがあれば、彼らは、
「彼(被害者)は、もともと精神的に問題があった」
「これくらいで、病気になるようだとどこの会社に行っても同じだ」
と、自分を正当化します。
正当化というよりも、むしろ心の底から正しいと思っているのです。
まとめ
今回は、パワハラ・モラハラ上司の行為は、コミュニケーション能力の低さが原因ではない根拠についてお話しました。
パワハラ・モラハラ上司は部下とのコミュニケーションが上手に取れていないという意見もありますが、そんな優しいレベルのものではありません。
そこには悪意があり、相手を支配することを優先して考えているのです。
もしかするとあなたは、自分自身のコミュニケーション能力に問題があるのではないかと悩んでいるのかもしれませんが、そんなことはありません。
今までの学校や会社を含め、色々な人とコミュニケーションを取っていく中で上手く行っていたのに、今の上司になってから、「自分が悪いのではないか」と感じるようになったのであれば、あなたに原因はないはずです。
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