パワハラ上司が部下のあなたを攻撃する「本当のワケ」

「うちの上司は、なぜ自分だけ攻撃してくるのだろう」「社内の他の人も自分のようにパワハラやモラハラにあっているのだろうか」と考えたことはありませんか。

パワハラ上司は、とにかく凶暴で自分の思い通りに動かない人間や気に入らない部下は、誰とも構わずとにかく攻撃をするのかというとそうではありません。実は、パワハラ上司から攻撃される部下にはある共通点があるのです。

今回は、パワハラ上司が部下のあなたを攻撃する「本当のワケ」についてお話します。

パワハラ上司は自分にないものを部下に求める

パワハラ上司の心の中を覗いてみると、実は「他人が羨ましくて仕方がない」という精神の持ち主です。言い換えると、自分にはないものが欲しくてたまらないという性格なのです。

そんなパワハラ上司が求めるものというのは、家や車、金銭面における物質的なものではなく、いつも頼りにされている人、周りには誰かがいつもいて楽しそうにしている人など、その人の内面にあるものがほとんどなのです。

パワハラ上司は部下であるあなた内面的な部分を何かしらのかたちで羨ましいと思い、妬み、標的にしてしまったのです。

標的は部下のあなたでなければいけなかったのか、と言うとそうではありません。もし仮に、あなたがいなかったとしたら他の誰かがパワハラ上司の犠牲になっていたのです。

今回は、パワハラ上司が部下のあなたを攻撃する「本当のワケ」についてお話しました。

パワハラ上司は自分にないもの持っている欲しがり、それを持っている人間を標的とします。

その標的は部下であるあなたに限定されるわけではありません。あなたがいなければ他の誰かが標的になるのです。そして、パワハラ上司はその標的となった部下を人間として扱うことはなく、自分の欲求を満たすモノでしかないのです。

ひょっとしたら、あなたは正義感の強い人間で、「このパワハラ上司を何とかするもの部下の役目だ」とお考えかもしれません。

しかし、その上司の欲求は決して満たされることのない深い深い谷です。そこに時間を割くよりも、あなたの人生にとってもっと大切なことがあるのではないでしょうか。