「ろくに働いてないくせに、有給を使うなんて、もっと申し訳無さそうにしろ」と、理不尽なことを言われたことはありませんか。
このように相手のことを妬み、攻撃をしてくるのがパワハラ上司の特徴です。
「妬む」と似たような言葉に「羨む」という言葉があります。
「羨む」とは、自分をその位置まで高めたいと思う気持ちのことであり、目指すべきところでもあります。
「妬む」と「羨む」は正反対の意味の感情ですが、どちらの感情も誰にでも訪れるものですので注意が必要です。
今回は、パワハラによるいじめ。妬む人間と羨む人間の決定的な違いについてお話します。
パワハラによるいじめの原因は「妬み」
「妬む」とは、他人を自分の位置まで陥れたいというマイナスの気持ちです。「羨む」とは、自分がその人の位置まで登りたいというプラスの気持ちです。
パワハラ上司のように、他人を妬むような人間は、自分には無いものを執拗に欲しがります。
自分には無いもの、不足しているものを手に入れるために努力することは大変なことです。人を蹴落とすように仕向けること、邪魔をすることのほうが遥かに簡単でしょう。
会社でパワハラのようないじめを受けていると、「どうして自分だけがこんな目にあうのだろう」と自分を責めるようになってしまい、「妬む」人間になりかける場合もあります。
そのようなときは、「羨む」人間に意識を向けることが必要です。なぜなら、意識を変えることで、その後の行動が全て変わっていくからです。
まとめ
今回は、パワハラによるいじめ。妬む人間と羨む人間の決定的な違いについてお話しました。
「妬む」人間というのは他人を自分の位置まで引きずり降ろそうとしてきます。結果として、自分も「妬む」側の人間になってしまうのです。
一方、「羨む」人間であれば自分次第で状況を変えられることができます。自分で「妬む」ような考えをしていることに気がついたなら、「羨む」ことに考え方を切り替えてください。
そうすることで、自然と今の状況を変えることができるようになるからです。
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