こんな悩みにお答えします。
パワハラ上司にひどく罵倒されたり、暴言を吐かれたり、理詰めで言われると頭が真っ白になってしまいますよね。
普段であれば落ち着いて、考えたり、行動できたりするのですが、一度、パワハラ上司に追い込まれると、頭が真っ白になって何もできなくなってしまします。
この記事では、頭が真っ白になって何もできなくなる前に効果的な対処方法についてお話します。
パワハラ上司の暴言の緩和方法|その場を客観視する
客観視をしたときの効果は、次のとおりです。
- 物事を冷静に判断できるようになる
- 心への負担を軽くすることができる
物事を冷静に判断できるようになる
たとえば、パワハラ上司から暴言を吐かれて、頭が真っ白になりそうなときは、その現場を客観視してみましょう。
つまり、あなたと上司がいるその状況を少し離れたところから、眺めているようなイメージです。あなたがテレビドラマで、上司と部下のパワハラシーンを観ていると言ったほうがわかりやすいでしょうか。
テレビドラマであれば、部下が上司に暴言を吐かれてたとしても「もっとこうした方が良いのでは?」「そんな態度とったら、まずいよ」といった冷静な判断やアドバイスができますよね。
今の自分の状況から距離をおいて見ることで、冷静に判断することができるようになります。
心への負担を軽くすることができる
テレビの世界であれば、登場人物がひどい目にあっていたとしても、可愛そうと思うことはあっても、自分自身が言われているわけではないので、テレビなどを消して他のことをしていれば、すぐに忘れることもできます。
しかし、現実であればそうはいきません。
その場からすぐに逃げることも難しいですし、また明日も同じことが起こるんじゃないかと思うと、心が休む間もありません。
ですので、この客観視をすることで、たとえ当事者であったとしても心への負担を少なくすることができるのです。
僕自身もパワハラ上司に一方的に暴言を吐かれ、それが何時間も続くということが日常茶飯事でした。
普通の会話ならまだしも暴言が続いたり、怒鳴られていると会話のほとんどの内容は頭に入ってきません。さらに上司から質問をされても頭に入っていませんから、答えることができず、また怒鳴られるのです。
そこで、僕はこの「客観視」をする技を取り入れました。
その場をある状況として捉えることで、落ち着いて対処することができるようになるとともに、心への負担も軽くすることができたのです。
※退職代行という選択肢
とはいえ、パワハラのダメージが蓄積していて場合によってはすぐにでも辞めたい。でも怖くて言い出せない。と悩んでいる人もいるでしょう。そんなときは、無料で相談してみるのもありです。電話をしたら、すぐに退職をしなければならないということはありません。話だけでも聞いてみることをおすすめします。
まとめ:パワハラのような暴言は受け流そう
今回は、パワハラ上司の暴言を緩和する方法についてお話しました。
「客観視」とは、自分の置かれている状況から少し離れた場所から眺めるイメージです。
そうすることで「この上司は何を求めているのだろう」「この場を切り抜けるには、なんと答えるのがよいのだろう」「また始まった。可哀想な人だな」と、少し心に余裕を持って答えることができるようになってきます。
ポイントはその場面を当事者としてではなく、あくまでそのような「状況」であると思ってください。慣れるまでは少し難しく感じるかもしれませんが、少しずつで大丈夫です。きっと今よりも気持ちが楽になるはずですよ。
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