「大したことでもないのに、直ぐに説教をされる」「何気ないことも直ぐに論争に持ち込もうとする」そんな上司があなたの周りにはいませんか。
そのような人間は、パワハラ・モラハラ上司である可能性が高いのですが、なぜ、パワハラ・モラハラ上司は説教が長く、論争が好きなのでしょうか。
それはパワハラ・モラハラ上司の自分の勝利にこだわるという気質が関係しているのです。
今回は、パワハラ・モラハラ上司の説教が異常に長い「たったひとつの理由」についてお話します。
説教が長い理由は「相手を追い詰め、自分が偉いと感じるため」
パワハラ・モラハラ上司の説教が長く、論争に持ち込もうとする理由。それは相手を追い詰め、自分が偉いと感じるためです。目的は、あくまで自分が相手に勝つことです。
ですので、相手が自分より立場が低く、反発されたとしても自分に痛みはない場合に行われます。そのため、上司は相手をわざと挑発し攻撃したりもしてきます。
たとえば、相手を不安にさせるために「人前で笑い者にする」「相手の苦手なところをからかう」「相手の意見に必ず疑いをかける」といった行動です。
一方、被害者の方は、もともと争いを好まず、周囲との関係性を保とうとする傾向があるので、それほど反発もしません。また、その攻撃は少しずつ凶暴性を増していくため、最初は気づかないということがほとんどなのです。
私の場合も、最初は優しい上司だと思っていました。しかし、その優しい部分は全体の5%で、残りの95%は全く違っていました。私はその5%に望みをかけてそ力と我慢を繰り返していましたが、気がつけば説教、罵倒されている毎日で、言われることが当たり前だとさえ思うようになっていました。
まとめ
今回は、パワハラ・モラハラ上司の説教が異常に長い「たったひとつの理由」についてお話しました。
パワハラ・モラハラ上司の説教が長い理由は、自分が偉いと感じるためのものです。あなたに問題があるのではなく、自分にしか興味が無いというのがパワハラ・モラハラ上司の特徴です。
万が一、あなたに対して攻撃が行われた場合、試して欲しいことは俯瞰(ふかん)するということです。
パワハラ・モラハラ上司の説教や罵声を真に受けないで、あくまで面倒な状況であること、「またつまらない説教が始まったよ」と思っているくらいでちょうど良いのです。そうすることで、あなたの心へのダメージを和らげることができるからです。
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