パワハラ上司に立ち向かうのって、怖いですよね。ただでさえ、関わりたくないのにどうしても話をしなければいけない場合は本当につらい瞬間だと思います。
ひょっとしたら、どうやって乗り切ろうかと頭を悩ませているのではないでしょうか。そんなときは、あなたのメンターを思い描くことで、この困難に立ち向かうことができるようになるのです。
今回は、パワハラ対応。上司に立ち向かうための5つのアプローチについてお話します。
目次
パワハラ対応。上司に立ち向かうためには「メンター」を思い描く
メンターという言葉を聞いたことはありますか。メンターとは、主に「指導者」「教育者」と訳され、仕事や人間関係、人生において正しい方向へ導いてくれる人のことを指します。
パワハラ上司と対面するような緊張を感じるような場面に出くわしたら、メンターたちのことを思い描くのです。
呼吸を整えて、その人たちが自分の側にいると思い、どのようにすればよいのかアドバイスしてもらったことを思い出してください。そうすれば、勇気が湧いてきて、ストレスの多い状況にも対応できるようになるでしょう。
では、具体的なアプローチについてご紹介します。
パワハラ対応のアプローチ その1「ひと息いれる」
パワハラ上司の攻撃が始まり、恐怖を感じ、頭の中が真っ白になりそうだったら、ひと息いれますトイレや何か飲み物を取りに行くと言ってその場を離れましょう。もし難しいようであれば、少しの時間何も話さないようにしてください。
パワハラ対応のアプローチ その2「思い出す」
攻撃が落ち着いてきたら、あなたのことを応援してくれる人のことを思い出します。ひとりでなくとも複数人でも構いません。男性ですか、女性ですか。ゆっくりと思い出してください。
パワハラ対応のアプローチ その3「考える」
思い出した人たちに感謝している理由を考えます。その人たちの愛情を感じ、今の状況であればどのような助言をくれるか考えてみます。
パワハラ対応のアプローチ その4「感謝する」
心の中で思い描いたメンターたちに感謝をします。もしその人たちと連絡が取れるようなら必ず感謝の気持ちを伝えてください。
パワハラ対応のアプローチ その5「再開する」
ここまで来ればもう大丈夫です。メンターたちにもらった助言の通りに対応をするのです。
まとめ
今回は、パワハラ対応。上司に立ち向かうための5つのアプローチについてお話しました。
このアプローチが効果的な理由は2つあります。
ひとつは、人は怒りと感謝を同時に考えることが難しいからです。感謝が表に出ているとき、怒りはおさまっています。そうすることで、あなたは落ち着いて、より肯定的な考え方でパワハラ上司の対応ができます。
ふたつめは、メンターのことを思い描くことで、脳がしっかりと考えようとするのを邪魔したとしても助言に従いやすくなるのです。
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