「会社で仕事をしているとストレスが溜まって仕方がない」と感じることはありませんか。
同じ仕事をしていても、毎日元気な人もいれば、週末にはぐったりしている人もいますよね。実は会社でストレスを溜めやすい人とそうでない人には、明確な違いがあるのです。
今回は、会社でストレスを溜めやすい人の「2つのクセ」についてお話します。
ストレスを溜めやすい「未熟な心」溜めにくい「成熟な心」
私たちが子供の頃は、「学校の宿題も努力すればできる」「できれば親に褒めてもらえる」という環境に置かれていました。
また、子供の頃は体力・知力ともに成長期であるため、ある程度の努力と我慢によって達成できることが多かったはずです。
この時に養われるのが「未熟な心」です。これは、決して何か不足しているという意味ではなくあくまで社会に出る前段階として成熟していないという意味合いです。一方、私たちが大人になると今度は違った対応を求められます。
例えば、社会に出れば理不尽なことも多く、年齢、性別、場所、人間関係など様々なストレスにさらされます。その中でも私たちは生きていかなければなりません。
また、与えられた問題に対しても学校の勉強のように絶対的な正解はなく、そのひとつひとつに臨機応変に向き合う必要も出てきます。
このような環境で必要になってくるのが「成熟な心」なのです。この2つの心のうち、会社や上司などの人間関係でストレスを溜めやすいのは「未熟な心」の人です。
やればできるということを子供の頃から引きずっており、その「できるいう理想」と「できないという現実」のギャップに苦しんでしまうのです。
ストレスを溜めやすい「短期思考」ストレスを溜めにくい「長期思考」
あなたは子供の頃、学校のテストで一夜漬けをした経験はありませんか。
テストというゴールまでの期日が短く、上手にそこまでスケジュールを立てることができなかったときなど、このような経験があるかもしれません。
一方、会社ではどうでしょうか。直ぐに終わるような作業、例えばメールをする、来週の打ち合わせの資料を作るなど短期で頑張れば達成できる目標も多いのではないでしょうか。
このようなタイプの人は「短期思考」に分類されます。逆に、仕事や人生においては1年以上かけて成し遂げる目標や夢もあると思います。このように長い時間をかけて達成するのに必要なのが「長期思考」なのです。
「短期思考」の人は、長期にわたり時間をかけて行うことも、短期的な考え方で仕事を進めてしまう傾向にあります。一夜漬けを何日も継続することが大変なのは想像がつくと思います。故に、「短期思考」の人はストレスを溜めやすいと言えるでしょう。
まとめ
会社でストレスを溜めやすい人は「未熟な心」のほうが強く「短期思考」の傾向があるとお話をしました。
会社に勤めていると行き帰りの満員電車、急な残業の指示、そして人間関係など様々なストレスにさらされてしまいます。「未熟な心」を変えるためには、まず全てのこと、あらゆることは自分ひとりではできない、ということを認める必要があります。
また、「短期思考」を変えるためには、作業に取り掛かる前にどれくらいの作業量があるのかを細かく分解し、それをあなたのスケジュールに入れてみてください。
私の場合は、毎日決まった時間に作業をあてがうことで上手に進んだ経験があります。いわゆるルーチン化です。日々の業務ストレスでお悩みの方は、是非試してみてください。
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