パワハラ

究極のパワハラ的思考「社長目線で考えろ」について考えてみた

究極のパワハラ的思考「社長目線で考えろ」について
「社長になったつもりで考えろ!」「経営者目線で行動しろ!」
「はい、すみません(社長目線ってどういうことだろう…)」

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容

・社長の役割とは
・従業員が社長目線で考えるとどうなる?
・「社長目線げ考えろ」はパワハラ

特にブラック企業やワンマン社長がいる会社にこのような発言は多く見受けられますが、実際にあなたは社長の気持ちになって考え、行動した結果上手く仕事が進んだことはあるでしょうか。

おそらく、ほとんどの方が上手くいかなかったと思います。

むしろ、社長目線で考え、行動してしまったため「どうしてお前は上手くやれないんだ」と激しく叱責されたのかもしれません。実際に僕も直属の上司が社長、副社長であったため同じ悩みで苦しみました。

この記事をご覧いただければ、社長目線の働き方がパワハラの原因になることがわかります。

そもそも社長の役割とは

社長の役割とは
そもそも会社にとって社長とはどのような役割なのでしょうか。

一般には対外的に会社を代表する人物であり、従業員が働きやすい環境を整えるとともに能力にあった人材配置を行い、後継者を育成するということが社長の大きな役割です。

会社の全ての責任は社長が背負うことになります。ここで大切なのは「社長=役割」であるということです。社長だから必ずしも社内で一番仕事ができるとは限りません。

偉いからなんでもして良いというわけでもありませんし、社長だから偉いということはありません。あくまで、ビジネスというゲームをまわすための役割に過ぎないのです。

従業員が社長目線で考えるとどうなる?

では、ここで話を戻しましょう。仮に従業員が全員、社長目線だと会社はどうなるのでしょうか。

人はそれぞれ考え方が違うので、意見が別れてしまうこともあるでしょう。

では、そのように意見が別れてしまった場合、どちらが正しいのでしょうか。

これは一概に判断できないはずです。なぜならビジネスにおいて絶対に正しい、絶対に成功するということはあり得ないからです。

つまり、全員が社長目線で物事を考え、行動するとまとまりのない組織になってしまうのは言うまでもありません。

だからこそ、社長という役割の人間が状況を判断し従業員を引っ張っていく必要があるのです。

社長目線で考えろこそ、究極のパワハラである

社長目線こそ、パワハラ
また社長の役割として、会社に利益を残さなければいけません。

会社の仕組みとしては「利益=売上−経費」ですから、利益を残すためには、売上を上げるか、経費を下げるかの2択です。

売上を伸ばすためには時間がかかりますが、経費を下げるには出ていくお金を減らすだけなので時間もかからず、すぐに結果が見えやすいのです。

では、経費を下げる方法で最も手っ取り早い方法は?と言いますとそれは「従業員の給料を下げる」ことです。

従業員が社長目線になって売上を伸ばすために、経費=自分の給料を下げる。ということをするのでしょうか。

給料は下げれないから、残業代を払わないということはあなたの会社でも行われているかもしれません。

しかし、社長目線という考えがある以上、そのような理不尽な行為は正当化されてしまうのです。これこそ、社長目線で考えるというパワハラ行為なのです。

まとめ

今回は、究極のパワハラ的思考「社長目線で考えろ」についてお話しました。

会社では「社長目線でものごとを考えよ」とよく言われます。しかし、これは明らかな間違いです。

野球で全員が4番バッターなら試合に勝てるのでしょうか。会社というチームを勝利に導くためには、従業員の特性を活かし、適切な配置をしなければいけません。

あなたの会社はいかがですか。もし、あなたの会社で「社長目線でものごとを考えよ」ということが当たり前の風土になっているなら、それは注意が必要かもしれません。

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ABOUT ME
原田 彗資(はらだ さとし)
大手企業にて10年間で述べ、200名以上の部下をマネジメント。転職するもブラック企業でうつ状態へ。その後、完全未経験から独学でWeb製作、Webマーケを学ぶ。個人で稼ぐ力が身につくサイト「fins」を運営中。東洋経済オンラインをはじめ、大手メディアへの寄稿、出版も行う。
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