「社内の相談窓口は、自分が相談したことがバレそうで不安だ」「そもそも社内に相談する窓口がない」と思ったことはありませんか。そのためにあるのが社外の相談窓口です。
今回は、ハラスメント相談窓口の一つである「EAP(従業員支援プログラム)」の外部サービスについてお伝えします。
サービスの内容
外部のEAPでは、ハラスメント被害者のケア、企業に対するコンサルティング、教育研修など様々な支援を行っています。このような活動を通じて、企業のハラスメントの防止や組織風土の改善、ハラスメントの再発の防止に役立つと言われています。
個別カウンセリング
個別カウンセリングでは、EAPカウンセラーが被害者に対し、「どのような助けが必要か」「どのような専門家・機関がふさわしいか」「医師の治療が必要か」など、本人の意志を尊重しながらカウンセリングを行っていきます。
コンサルティング
コンサルティングでは、主に経営者や人事担当者などに行われる、アドバイスや指導を行います。ハラスメントの被害にあった社員への対処方法や復職支援のポイントなどをアドバイスしていきます。
専門機関への紹介
個別カウンセリングの結果、専門家の支援が必要だと判断された場合は相談者の希望を確認した上で、医療機関等の専門家への紹介が行われます。
まとめ
簡単ですが、外部のEAPサービスの内容について、お話をさせていただきました。
一番のポイントは、被害者の匿名性が守られるということです。企業側としても、誰が、どんな相談をしてきたのかが、気になるところですがそれを明るみに出し、記録・監理をしてしまうと、誰も相談をしてこなくなるでしょう。
その上で、EAPは企業側の負担を軽くしてくれます。相談者の心のケアが企業の使命ではないはずです。しかし、そこで働く従業員を守らなければならないことも確かです。
だからこそ、ハラスメントの専門家というものが存在しているのです。あなたもハラスメントでお悩みならまずは、専門家に相談をしてみてください。
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