もう仕事を辞めてしまいたいって思うことありますよね。会社のパワハラ上司に会いたくなかったり、残業続きで体力的にしんどくなってきている場合もあると思います。
でも、「休んだら他の人に迷惑がかかる」「休んだら次に出社したときに何を言われるか、わからない」「こんなことくらいで(会社を)休んではいけない」と考えて、結局、会社を休まず体にムチを打って仕事をしたという経験はありませんか。
たしかにどうしても休むことができないような状況もあるでしょう。しかし、この会社を休まないという選択を繰り返していると、休むという選択ができなくなってしまうのです。
今回は、「感じる」ことと「考える」ことの違いについてお話します。
大切なのはどう感じているか
無理をしてまで休まないという選択を繰り返すうちに、自分の中では「無理をすることは正しい」「今の頑張っている自分がかっこいい」などといった考え方が自分の中でどんどん強くなってしまい、休むという選択がなかなか取れなくなってしまいます。
実は、この休むということ自体には、良いも悪いもありません。それに対して、頑張り屋だ、サボりだ、ということに意味はなく、本当はどう感じているのかということに気がつくことが大切なのです。
先日、ある方とお話をしたときに「仕事でミスをしてしまって、今はきつい状況です。次は同じミスをしないようにしたいです」というやりとりをしました。
そこで、「今、どんな気持ちですか?」と尋ねたところ、不思議な顔をして「ですから、同じミスをしなように注意したいです」という返答が返ってきました。
そこで私はもう一度聞きました、「そうじゃなくて、どのように感じてますか?」「いや、ですから…」というようなことを何度か繰り返しました。
あなたはこの違和感にお気づきでしょうか。
質問に対する答えは、「気持ち」や「感情」ではなく、「考え」だということに。このやりとりの結果、この方は「胸のあたりが苦しい」という気持ちに行き着くことができたのです。
まとめ
今回は、「感じる」ことと「考える」ことの違いについてお話しました。
感情的になっていはいけない。という言葉があるように私たちは感情=悪いものとして捉えてしまいがちです。そのことが原因で、感じるということそのものを忘れてしまうようになっているのです。
毎日の忙しさに流されてしまうと、自分の体や感情を置き去りにしてしまいます。そこで、一度立ち止まり「自分は本当はどうしたいのか」ということを感じることが自分を知り、自信をつけるための第一歩でもあるのです。
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