仕事や生活など私たちとストレスは、切ってもきれない存在です。以前、こちらのコラム「仕事のストレス。考え方を変えるだけで、行動も変わる」でご紹介しましたが、ストレスを避けるのではなく、ストレスを受け容れることの重要性についてお話をしました。
そうは言っても毎日にのように降り注ぐストレスは逃げ出したくなったり、相談したくなったりするものですよね。
でも、すべてのことを誰かに相談しても解決できないですし、そもそも相談相手がいないと成立しないことなので時間的にも限られてしまいます。
そこで今回は、ストレスの相談をする前に、やっておきたい「3つのエクササイズ」についてお話します。
その代償を知っておく
ストレスを避けることは、いったん合理的に見えますが、実はそうではありません。
ストレスを受け入れるメリットのひとつは、目標に向かって努力をするための活力を見出し、つらい経験を乗り越えるだけの力を手に入れることです。
次の3つの質問の中で、あなたに最もぴったりなものを選んでください。そして、ペンと紙を用意して少しだけ時間をとって、書き出してみましょう。
1.機会を逃す
イベントや行事などに参加をする機会や役割を引き受ける機会があっても、ストレスが多すぎると思って辞退したり、途中でやめてしまったことはありますか。
・その結果、あなたの生活は向上しましたか。または、活動範囲が狭くなってしまいましたか。
・その機会を逃したことで、何を失いましたか。
2.逃げる
生活や仕事のストレスについて考え、入折な感情が出てくるのを避けたり、つらい気持ちを紛らわせたいとき、あなたはどんなことをしますか。または、どんな方法や手段を頼りますか。
・ストレスから目を背けることは、あなたが良い生き方をするために役に立っていますか。
・深い意味を見出したり、成長したりするために役立っていますか。
3.自分の将来に限界を作る
もし生活にストレスが起こることを恐れなければあなたは何がしてみたいですか。受け入れたいこと、経験してみたいことはなんですか。
・もしそれに挑戦したら、あなたの生活はどのように向上しますか。
・もし挑戦せずに諦めたなら、何を失いますか。
まとめ
今回は、ストレスの相談をする前に、やっておきたい「3つのエクササイズ」についてお話しました。
ストレスは完全になくなるものではありません。仮にパワハラなどの大きなストレスを乗り越えたとしても、他の人間関係のストレス、仕事のプレッシャーに対するストレスなど、何かしらの緊張状態を完全に取り除くことは不可能だからです。
繰り返しになりますが、ストレスと上手に向き合うことが何より大切なのです。
失敗しないための転職サイト・転職エージェント選び【まずは行動】
【30代後半未経験】プログラミングをはじめるのは遅い?【間に合います】