パワハラ上司の攻撃は見るに耐えませんよね。自分の部下に対して、まるで親の仇と言わんばかりに仕事や本人の性格に対して攻め立てます。
一方、被害者の部下は、「仕事ができないから責められる」「人柄に問題があるから攻撃される」「もともと精神的に異常があるから仕方がない」そのように思っていませんか。
そんなことはありません。実はパワハラ上司が部下をそのようにつくっていってしまうのです。
今回は、パワハラ上司は部下をどうやって潰していくのかについてお話します。
パワハラ上司が仕事ができない部下をつくる
パワハラの被害者は最初から仕事ができなくて、性格に問題があったのでしょうか。そうではありません。
パワハラ上司の執拗なまでの攻撃がそのような部下をつくってしまうのです。
パワハラ上司は「あいつは仕事ができない」「性格がおかしい」「人間の心を持っていない」など、他人の前で平然と言い続けます。
加え、叱咤や怒鳴ることも平然と行います。考えられないかもしれませんが、本人はそれが善であると信じています。
このように、多くの人間の前で言い続けることによって、その周りの人間も被害者がそのように(仕事ができないように)考えるようになっていきます。
その結果、パワハラを受けた部下は上司の言ったことを受け入れながら、その周りの人間にも支持されていくのです。
それが続くことでパワハラの被害にあった部下は、それを受け続けることで心がすり減っていってしまい、本当に仕事ができなくなったり、性格がおかしくなっていってしまうのです。
その結果、その部下もパワハラ上司に言われ続けることで「やはり自分は仕事ができない」「自分は本当はダメな人間なんだ」と、思うようになってしまいます。
そうして、本当に仕事でミスが出るようになったり、今までできたいたことが、できなくなっていくのです。
この負のサイクルが続いていくことで、被害にあった部下は、身体も心もボロボロになるまで働きそして、最後は去っていくのです。
実際、私の場合も事あるごとに、立たされ、何時間も怒鳴り散らされたことがあります。周りには他の人間もいました。
「お前はダメだ」「人間のクズだ」何度言われたことか覚えていません。
まとめ
今回は、パワハラ上司は部下をどうやって潰していくのかについてお話しました。
パワハラ上司は、部下を潰すことを間違っているとは思っていません。そのことを自分が正しいと心の底から信じています。
しかし、それはパワハラ上司の独りよがりであることは間違いありません。
あなたは、そのような言葉を真に受ける必要はありません。「また、何か言っている」と、受け流すくらいの姿勢を忘れないでください。
そのような言葉を真に受けるような時間はあなたの人生にはないはずです。
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