あなたは日頃、「うちの会社のパワハラ・モラハラ上司はいつも偉そうだ」「なんでも自分が正しいというようなことばかり口にする」と感じたことはありませんか。
このように自分が偉く重要な人間だと思っている、特別な存在だと思っている、ということは全て自分への過大な評価が原因なのです。
今回は、パワハラ・モラハラ上司が持っている「3つの感情」についてお話をします。
感情その1.「自分が正しい、正義である」
ひとつめは、パワハラ・モラハラ上司はどんなことに対しても「自分が正しい、正義である」という確信を持っています。
これは自分の欠点を隠すために意図して行っているという場合もありますが、本人が心の底からそのように思っているというケースがほとんどです。
自分の考えは全て正しいという言動や立ち居振る舞いをするため、被害者のほうは、上司が何も言わなくとも「自分の考えが間違っているのか」という気持ちになっていきます。
感情その2.「自分のことを特別な存在だ」
ふたつめは、「自分のことを特別な存在だ」と思っています。そのため相手に対して興味が持てず、「他人がなぜそのように考えるのか」といった感情を理解することができません。
一方で、他人に認めてもらいたい、褒めてもらいたいという気持ちを持ち合わせています。周りの人間が生きていられるのは全て自分のおかげだとさえ考えているのです。
相手のことは批判や否定しかせず、自分のことに対しての反発は絶対に許しません。
その結果、被害者のほうは、自分が欠点だらけであると考えるようになります。これは、パワハラ・モラハラ上司が自分の欠点を相手に見られないようにするための自己防衛策なのです。
感情その3.「他人から褒めてもらうことに執着」
最後に、パワハラ・モラハラ上司は「他人から褒めてもらうことに執着」しています。ゆえに、他人に褒めてもらうにはいつでも自分を褒めさせるように他人との関係性をつなぎとめておく必要があるのです。
それは、自分の強さや凄さを周りにアピールすることで、「この人は凄い」と思わせます。被害者はあくまで、自分を褒めさせるための道具程度にしか思っていないのです。
まとめ
今回は、パワハラ・モラハラ上司が持っている「3つの感情」についてお話しました。
パワハラ・モラハラ上司は「自分が正しい、正義である」「自分のことを特別な存在である」「他人から褒めてもらうことに執着している」といった3つの感情を持っています。
相手の自信を徹底的になくし、自分が偉いと思わせます。このような場合は、決して惑わされてはいけません。全ては、あなたを利用するための手段なのです。
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