パワハラ

恐怖から引き起こされるモラハラの「もうひとつの結末」

モラハラが引き起こされる原因のひとつに「恐怖」があります。なぜなら、人は恐怖に出会った時に自己防衛のため、攻撃的・暴力的になるからです。

実はモラハラが引き起こす恐ろしい特徴のひとつに、モラハラ被害者になると同時に自らも加害者となりえてしまうということがあります。今回はその、モラハラが引き起こす「もうひとつの結末」についてお話をしましょう。

モラハラ被害者も加害者になりえるということ

ここに、パワハラ・モラハラ上司からの攻撃を受けているKさんがいます。Kさんは「何でこんなこともできないんだ!」「今までよくそんな仕事をしてきて給料をもらってきたな!」と毎日のようにパワハラ・モラハラ上司の叱責を受けています。

しかも、Kさんのいる部署は少人数で構成されており、人の入れ替わりもほとんどないため業務量が多く、社内では頼れる人がいない状況です。誰にも助けを求めることができないため、Kさんは毎日深夜まで会社に居残り、残業を強いられてしまっています。

真面目で責任感の強いKさんは、はじめのうちは何とか頑張ろうとしていましたが、連日のパワハラ・モラハラ上司からの叱責・恫喝に心身ともに疲れて果ててしまっていました。夜はなかなか寝付けず、やがて不眠の症状が出てきてしまい、遂には毎日お酒を浴びるように飲むまでになっていました。

週末にはある程度心も楽になるのですが、日曜日の夕方には、翌日会社に行くことを考えるだけで、また憂鬱な気持ちになってなってしまいます。そんなある日、その部署に新入社員が入社することになりました。

この新入社員はKさんに比べ、明らかに経験が浅い若い従業員でした。新入社員が入社したことで、Kさんは喜びました。「これで自分がパワハラ上司から攻撃されることも少なくなる!」と思ったからです。

Kさんは、新しい従業員を積極的に手助けするようなこともせず、むしろミスを誘発させるような行動も取るようになっていました。

まとめ

Kさんはもともと真面目で正義感の強い人間でした。しかし、人は恐怖を覚えてしまうと自己防衛的に他の誰かを攻撃してしまう、という性質を持っています。

パワハラ・モラハラ上司がその最たる例ですが、その被害者も恐怖を覚えることで、自分に余裕がなくなり別人化してしまう場合もあるのです。

モラハラの存在は、加害者から被害者へ、そしてさらに被害者へと伝染していく恐ろしいものであると覚えておいてください。

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