【パワハラの相談】対応、場所、方法、メールの書き方まで分かりやすく解説

パワハラの相談

パワハラを相談したいとき、どこに相談をすればよいのか分からなかったり、どのように相談をすればよいか悩みますよね。

  • パワハラにあったけど、どうすればよいのか分からない
  • 相談したいけど、社内で相談するとパワハラの上司にバレそうで怖い
  • 社内で相談してみたが、取り合ってもらえなかった
  • 社内には相談窓口がないから、社外で相談したいけど、どこに相談すればよいのか分からない

といったこともあると思います。

この記事では、そんな悩みにお答えします。パワハラの相談について悩みを持っている方のお役にたてれば幸いです。

今回は、【パワハラの相談】対応、場所、方法、メールの書き方まで分かりやすく解説します。

パワハラにあったらやるべき4つのこと

4つ
もしパワハラにあったら、あなたがやるべきことは次の4つです。

まずは、記録する

パワハラのようなことをされたとき、まずは記録をすることをおすすめします。

これは、訴えるための証拠集めといったたいそうなことではありません。

いつ、どこで、誰が、何を、どのように、といったことをメモしたりすることで、物事を客観的に捉えることができるだけでなく、相談をする際にも事実を正確に伝えることができます。

周りに相談をする

次に、身近な人に相談をしましょう。一人で悩んでいてもパワハラのような問題は解決しません。あなたの身近な上司、同僚に話を聞いてもらうことが大切です。

社内の窓口の相談する

相談をしたい上司がパワハラの行為者であることもあるでしょう。そのような場合は、人事部や社内のパワハラ相談窓口に相談しましょう。

社外の窓口の相談する

社内に相談窓口がない場合は、社外の相談窓口に相談をしましょう。職場のパワハラ、労働問題など、様々な相談窓口が全国にあります。

続いて、社内のパワハラ相談についてのメリットとデメリットを解説します。

社内のパワハラ相談。メリットとデメリット

社内のパワハラ相談
パワハラを相談する場所としてまず思いつく場所が、社内の上司や相談窓口ではないのでしょうか。では、それぞれの場所で相談したときのメリットとデメリットについて見ていきます。

社内で相談をした場合、メリットとしては、

  • 被害者本人のことをよく知っている
  • 会社の風土や文化、慣習をよくわかっている
  • パワハラの加害者のことを知っている

といったことが挙げられます。

特にあなたのことを良く知っている、相談しやすい人、パワハラを行う上司のさらにその上司が相談相手としては最適でしょう。

相談窓口で相談した場合、専門の産業医やカウンセラーが話を聞いてくれますので、一人では思いつかないようなアドバイスがもらえるかもしれません。

社内相談のデメリットとしては、

  • あの人は仕方がないと言われ、相談者もどうすることもできない
  • 自分も同じようなハラスメントを受けたことがあると共感はしてくれるが、具体的な解決には至らない
  • そもそも社内に相談窓口が設置されていない

といったこともあるでしょう。

このような場合ですと自分自身の力ではどうすることもできません。社内での相談が難しい場合には、社外の相談窓口で相談してみるのが良いでしょう。

パワハラを相談できる社外の窓口はどこ?

社外の相談
まず社外でパワハラを相談できる機関についてご紹介します。

総合労働相談コーナー(各都道府県労働局)

「総合労働相談コーナー」とは、厚生労働省の管轄の元、各都道府県の労働局による解雇、雇い止め、いじめ・嫌がらせ、パワハラなどあらゆる労働問題を対象とした相談窓口です。

予約も不要で相談員が面談もしくは電話で対応してくれます。また、個別労働紛争について、都道府県労働局長による助言・指導や紛争調整委員会によるあっせんも行っています。
-総合労働相談コーナーのサイトはこちら-

心の耳

同じく厚生労働省が運営している、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「心の耳」です。職場のメンタルヘルス対策や過重労働問題に対して、有益な情報を提供しているサイトです。
-心の耳のサイトはこちら-

ただし、国が運営していたとしてもメリットやデメリットがあります。

補足:労働基準監督署には相談しても大丈夫なのか

また、労働問題の相談窓口といえば、労働基準監督署(通称:労基)を思いつく方も多いと思います。

しかし、パワハラの問題について、労働基準監督署に相談しても良い回答はえられない可能性があります。

理由は、そもそも労働基準監督署はパワハラについての相談をする場所ではないからです。

詳しくはこちらの【パワハラ相談窓口】知らないと損をする労働基準監督署の3つの知識をご覧ください。

労働基準監督署への相談
【パワハラ相談窓口】知らないと損をする労働基準監督署の3つの知識パワハラの相談窓口、職場問題の駆け込み寺と言えば、「労働基準監督署」といったイメージがありませんか。 名前は聞いたことあるけれど実...

社外のパワハラ相談。メリットとデメリット

社外のパワハラ相談続いて、社外でパワハラの相談をするときのメリットとデメリットについてご紹介します。

社外での相談窓口のメリットは、

  • 相談をする場所が多い
  • 無料で相談可能
  • 会社のしがらみや立場とかがないので中立

ということです。各都道府県に設置されていることから住んでいる場所に相談する場所がないということは少ないでしょう。

また、相談自体は無料で受け付けてくれます。相談期限などもありませんので、満足行くまで対応してくれるでしょう。

中立という立場ですので、相談者からは見えてこなかった視点や解決方法が出てくるかもしれません。

社外での相談窓口のデメリットとしては、

  • あなたの状況をすぐには把握できない
  • 会社の風土や文化が分からない
  • 時間が限られている

ということです。

当然ですが、社外の人はあなたのことを全く知りません。ですので、いつ、誰が、どのように、というように状況を詳しく説明をする必要があります。

会社の風土や文化も分かりませんの業界の風習や職場特有の慣習なども併せて説明をする必要があるでしょう。

また、行政機関への相談方法は、メールやLINEができませんので、電話をするか直接訪問をするしかありません。対応時間も平日の8時30分から17時15分に限られています。

平日忙しく働く多くのビジネスパーソンにとっては、難しいかもしれません。

もう一点お伝えしておくと、相談に乗ってくれる人のスキルも選ぶことができません。

相手のことを思いやってくれる本当に素晴らしい人であればよいのですが、パワハラの被害者に共感することができずに自分の考えを押し付けてくるような相談員もいることは確かです。(私の場合は後者で、正直、相談をして嫌な思いをしました)

パワハラのメール相談。メリットとデメリット

メール相談
相談の方法について、メールで相談するという方法もあります。

メール相談のメリットは、場所や時間が限定されずにいつでも相談できるということです。仕事が忙しくて相談に行けないといった場合でもメールであればそれが可能です。

また、当たり前ですが、メールの内容は相談者が直接書き込むものです。面談形式ですと、感情のままに言葉を吐き出してしまい、結局どうしたいのかわからないというケースもありますが、メールですとこの「書き出す」という行為を行いますので、頭の中を整理をすることもできます。

一方のデメリットとしては、やりとりに時間がかかるといったことがあります。直接話すという場合ですと、疑問に感じたことや理由などをすぐに質問をすることができますが、メールの場合ですとなかなかそのようにいかないということは理解しておきましょう。

補足:パワハラのメール相談の書き方はどうすればいい?

メール相談について、書き方の補足をお伝えします。ポイントは次の2つだけです。

  • 5W1Hを意識する
  • あなたはどうしたい

順番に解説します。

ご存知の方も多いでしょうが、読みやすい文章は5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)がはっきりしています。

特に会ったこともない相手に対して、文章だけで伝えようとする場合、この部分を整理して書かないと、メールを受け取った側も状況が理解できませんし、メールを送った側もやっぱりわかってくれない、という誰も得をしない状況になってしまいます。

もうひとつのポイントがかなり重要です。

「結局、どうしたい(どうなりたい)」のかということです。つらい状況、嫌な環境を目の前にしてあなたはどうしたいのか。この部分がはっきりしていないと次の行動に移ることができないからです。

メール相談では、この2点さえ抑えておけば十分です。

パワハラの悩みは、一人で抱え込まない

今回は、【パワハラの相談】対応、場所、方法、メールの書き方まで分かりやすく解説しました。

パワハラの悩みは、そのままにしておいても解決することはありません。むしろエスカレートする傾向にあります。ですので、まずは、周りの上司、先輩、友人、社内、社外の相談窓口に相談するようにしてください。

誰かに相談することはとても勇気のいることです。しかし、誰かに相談をした瞬間から解決の未来に向かっているのです。

「ひょっとしたら」と思ったら一人で悩まず、すぐに行動を起こしてくださいね。

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