職場でのストレスって辛いですよね。嫌な上司に声を掛けられる度に、心臓がドキドキし、汗をかいたり、時には呼吸が早くなったりしたことはありませんか。
このときに感じるストレスについて、あなたはどのように感じていますか。
つらくて、苦しい、身体に有害なものだと思っていませんか。
実は、このときに感じるストレスには、有害なものばかりではなく、身体や心によい影響を与えるということはご存知でしょうか。
今回は、あなたが職場で感じるストレスが引き起こす3つのメリットについてお話します。
困難にうまく対応できる
軽度のストレスの場合、例えば先程のような心臓がドキドキし、汗をかいたり、呼吸が早くなっているような状態ですと、あなたの精神はストレスの源に集中していると言えます。
そのような状態のとき、あなたは注意力が高まり、五感が鋭くなっているのです。
スポーツ選手やミュージシャン、外科医など目の前のことに集中して取り組んでいる人々はこのような症状が特に強く表れ、精神的、肉体的にも力が湧いてくるのです。
人とのつながりを求める
ストレスを感じると力が湧いてくるだけでなく、人とのつながりを求める気持ちが強くなってきます。
それは、オキシトシンというホルモンの働きが影響しています。
このオキシトシンの主な役割は、社会的なつながりを築くことであり、大量に分泌されると誰かと触れ合ったり、メールや電話をしたり、一緒に食事に言ったりなど、人とのつながりを求める気持ちが強くなるのです。
一方で、このオキシトシンには脳の恐怖反応を鈍らせ、身体が動かなくなったり、その場から逃げ出そうとすることを防ぎます。
つまり、ストレスを感じることで分泌されるオキシトシンのおかげで、自分にとって大切な人たちや組織、価値観を守りたいという気持ちが強くなるのです。
学び、成長する
ストレスを受けたあと、最終的にたどり着くのは回復です。この回復のプロセスにおいて、脳は時間をかけて神経細胞間の結合をつなぎ直し、ストレスの経験を記憶し、そこから学ぼうとするのです。
回復している間は、そのことを考えるのがやめられないということに気づくことでしょう。誰かに話したくなったり、頭の中で分析をしてみたりすることも症状として現れるのです。
まとめ
今回は、あなたが職場で感じるストレスが引き起こす3つのメリットについてお話しました。
ストレスと聞くと、心身に悪い影響を与えるものだと考えられがちですが、そうではありません。
ストレスを理解し、味方にすることであなた自身を強くすることができるのです。
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