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パワハラ

【体験済み】パワハラにあったとき、知っておくべき3つの対処法

今日も上司にみんなの前で怒鳴られてけど、あれってパワハラじゃないのかなぁ。そうだとしても一体、どうすればいいんだろう。

こんな悩みにお答えします。

他の人の悩みや相談はアドバイスができたりするのですが、いざ当事者になってしまうと何もできないといったことは珍しくありません。

先日、下記のようなツイートをしました。

パワハラの対処法は、大きく分けて3つ

①パワハラの行為を辞めさせる
②パワハラ上司を訴える
③パワハラから逃げる

僕が選択したのは「③」

①辞めさせようにも行為者=経営者だったし、②訴えたら殺されると思っていた

③かっこ悪いかもしれないけれど、即効性があるし自分で決めることができる

パワハラの対処法は大きく分けて、次の3つです。

  • パワハラの行為をやめさせる
  • パワハラ上司を訴える
  • パワハラから逃げる

結論から言いますと、「パワハラから逃げる」という行為が即効性があって良いと思っています。

正直、そのような行為を辞めさせたり、訴えたりするのは時間がかかりすぎますし、エネルギーを注いだとしても良い方向に進むとは限らないからです。

今回は、【体験済み】パワハラにあったとき、知っておくべき3つの対処法についてお話します。

パワハラの行為をやめさせる

やめさせる
パワハラの行為をやめさせるには、どうすればよいでしょうか。それは、あなたの周りに味方をつける以外に方法はありません。

パワハラを行っている先輩や上司のさらに上の上司、もしくは会社の人事部や相談窓口にまずは相談をしてみましょう。

注意:すぐに状況が変わるとは限らない

相談すれば、まっとうな会社であればパワハラを行う先輩や上司に注意や指導が行われるでしょう。

しかし、パワハラを行う人間は一種の病的な部分もあるため再発してしまうことも十分にあり得ます。また、規模の小さな会社であれば相談窓口がないといった状況もあるでしょう。

パワハラ上司を訴える

訴える
パワハラ上司を訴えるにはどうすればよいでしょうか。

会社の上司や人事に相談しても何も変わらない、このまま泣き寝入りするのは悔しい、という場合に法的に訴えてやろうと思ってしまいますよね。

こちらも相談をするといった方法がベストですが、相談する相手は弁護士事務所などになります。

日本司法支援センター「法テラス」

補足:労働基準監督署に訴えてもダメ?

職場の労働問題を相談する場所といえば、労働基準監督署をすぐさま思い浮かべるかもしれません。

しかし、労働基準監督署に行ったところでちゃんと対処してくれる可能性は低いでしょう。それは労働基準監督署が悪いのではなく、そもそもそういう機関ではないということを予め知っておかなければいけません。

詳しくは、こちらの記事【パワハラ相談窓口】知らないと損をする労働基準監督署の3つの知識をご参照ください。

労働基準監督署への相談
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パワハラから逃げる

逃げる
最後は、パワハラの行為から逃げるということです。

ここでの逃げるということは、荷物を持って会社からダッシュで走り去るということではありません。

パワハラから逃げるとは、「今の会社を辞める」ということです。

今の時代、仕事は我慢をしてやるものではありませんし、終身雇用が約束された時代も終わろうとしています。

そんな中、ひとつの会社に居続けることはリスクもありますし、その会社が苦しいものであればなおさらでしょう。

「転職してまたパワハラにあったらどうしよう」と気になるところですが、転職だけでなく、起業や複業といった方法もあるでしょう。

今の日本では、生活保護もありまっとうな生活を送っていれば餓死をするということはありません。ひとつの会社にすがって生きていくのではなく、ひとりの人間として自律して生きていくことが今後、より一層求められるでしょう。

悲報:借金は作らないほうが良いです

巷には、分割手数料無料、低金利、といった謳い文句で手軽に多額のお金を借りて、借金ができるようになっていますが、これは要注意です。

スキルを身につけるために、10〜30万円のスクール教材費を分割で支払うというならそれは技術という資産になります。

しかし、週末にしか乗らないよう車のローンや見栄を張るために購入した住宅ローンなど、身の丈に合わないような生活をしてしまうと、つらいことがあっても会社をなかなか辞めることができない状況に追い込まれてしまうからです。

パワハラとお金の話については、こちらのパワハラ被害者の退職を妨害する、お金の話で解説しています。6分くらいの動画ですのでサクッと見ることができると思います。

まとめ

今回は、【体験済み】パワハラにあったとき、知っておくべき3つの対処法についてお話しました。

繰り返しになりますが、パワハラへの対処方法は次に3つです。

  • パワハラの行為をやめさせる
  • パワハラ上司を訴える
  • パワハラから逃げる

「パワハラを受けたままで悔しくないですか」「そんな上司になんとか仕返しをしたいと思いませんか」と聞かれたりしますが、僕はその選択を選びませんでした。

選んだことに後悔はないですし、ベストな選択とも思っています。

パワハラの証拠を集めて、書類にまとめて、各機関に相談するといったところにエネルギー注ぐよりも、自分の次の人生のためにお金と時間を使ったほうが良いという思いは、当時もこれからも変わらないと思います。

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ABOUT ME
原田 彗資(はらだ さとし)
大手企業にて10年間で述べ、200名以上の部下をマネジメント。転職するもブラック企業でうつ状態へ。その後、完全未経験から独学でWeb製作、Webマーケを学ぶ。個人で稼ぐ力が身につくサイト「fins」を運営中。東洋経済オンラインをはじめ、大手メディアへの寄稿、出版も行う。
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