失ってしまった自信を取り戻ための「3つの考え方」

会社の上司からのパワハラはつらいものです。

怒鳴り散らされ、頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなってしまいます。また、パワハラの本当に怖いところは、あなた自身が批判されることで、あなたの自信を奪っていくところにあります。

失われた自信のせいで、目の前の仕事に手がつかず、些細なミスも増える一方で、それが原因でまた怒鳴り散らされてしまいます。そして、また自信を失い、ミスを繰り返す。

このような悪循環に一度陥ってしまうと中々復帰することが難しくなってしまいます。そこで、そんなあなたの失ってしまった自信を取り戻すための方法をお伝えします。

ソーヤー効果を利用する


あなたは「トム・ソーヤーの冒険」という物語をご存知ですか。

今から約150年も前に書かれた小説で主人公のトマス・ソーヤー少年が、ミシシッピ川のほとりの自然豊かな小さな町で、ハックルベリー・フィンをはじめとする仲間たちとともに、さまざまな冒険を繰り広げるという物語です。

実はこの物語の中(第2章)に仕事とモチベーションについて描かれているシーンがあるのでご紹介します。

物語でトムはポリーおばさんの家の敷地を囲むフェンスを白く塗るという子供にとっては退屈極まりない仕事を命じられます。

トムはこの仕事を楽しんでいるわけもなく、「人生が虚しく感じられ、息も消沈していた」と書かれています。そんな時、トムにある画期的なアイデアがひらめきます。

ペンキ塗りをしているところを友達のベンに見つかってしまい、「トム、可哀想だね」と声をかけられるもトムは「そんなことないよ。こんな楽しい仕事は今までしたことがないよ!」と言います。

これを見たベンはペンキ塗りがとても楽しそうに見えて、トムに少しやらせて欲しいと頼みますが、トムはこの申し出を断ります。

どうしてもやりたかったベンはトムに「お願いだよ!このリンゴをあげるから、少しペンキ塗りをさせてくれよ!」と言ってはじめて、トムはペンキ塗りをやらせてあげたのです。

この後も、トムは何人かの少年がトムの前を通りかかる度に、同じ方法でペンキ塗りを代わりにやってもらったのでした。

このエピソードについて、著者のマーク・トウェインは次のように言っています。

「”仕事”とは、”しなくてはいけない”からすることで、”遊び”とは、しなくてもいいのにすることである」

また、これとは逆に、遊びに対して、報酬が支払われるようになるとそれは仕事になります。

そうすることで、本人のモチベーション(内部的動機づけ)は低下し、そこで得られる成長や楽しみ、は減ってしまうのです。

このふたつの側面を持つ効果を「ソーヤー効果」といいます。

人は与えられた仕事が自分の好きなこと、得意なこと、もしくは嫌いなこと、苦手なことといった内容によりモチベーションが変わってきます。

報酬がほとんど無いような状態でも自分の好きなことであれば、人はのめり込むように行動します。

一方、遊びであったとしても、報酬が与えられるとそれは仕事に変わってしまい、遊びでやっていたとき以上の成果が出ることは残念ながらありません。

つまり、「好きなことを仕事にする」ということが最も成果の出る働き方ではないでしょうか。

モチベーションを上げる3つの秘訣

今の仕事に就いてからというもの、業務時間の大半がルーチンワークで中々モチベーションを保つことができずに、小さなミスもするようになって、今の仕事が嫌になってきているかもしれませんね。

では、創造的と言われる仕事はどれくらいあるのでしょうか。一部の芸術家やアーティストを除き、ほとんどの仕事はルーチンワーク化が進んでいます。

以前、お話した「ソーヤー効果」を利用すれば、仕事を遊びのように変えることができるかもしれませんが、残念ながら毎回できるかと言えばそうとは限りません。

そのような仕事のモチベーションを上げる秘訣「目的を知る」「退屈な作業であると認めてもらう」「自由なやり方でやる」について、ここではご紹介します。

最初は、その作業の目的を知るということです。今、目の前にある作業が単純であったとしても大きな仕事の一部であると認識できれば、熱心に取り組めるようになります。

商品をダンボールに詰めるという作業であったとしても、その商品を皆が待ち望んでおり、店頭に並ぶまでの一連の梱包作業だと考えることができれば、その作業は大きな役割を持つようになります。

あなたの上司は、どのような思いでこの作業を指示してきたのでしょうか。もし、あなたの上司がこの作業を「退屈な作業である」と認めてくれるのであれば、あなたはモチベーションを維持することができるでしょう。

なぜならば、そこには共感が生まれ、目の前の作業も大切な仕事であると理解することができるからです。

最後は、あなたの自由なやり方でその作業を行うということです。ここでのポイントは、結果(どのような形になっていれば良いか)を知っておくということです。

そうすることで、その結果に至るまでに創意工夫をすることができ、仕事が遊びのように感じることができるからです。

仕事のモチベーションを上げるための3つの秘訣「目的を知る」「退屈な作業であると認めてもらう」「自由なやり方でやる」をお話しました。

作業という言葉のみで考えるとそれ単体でしかありませんが、そこに至るまでの課程や求められる結果について、考えてみると創意工夫できることは残されているはずです。

その創意工夫こそ、モチベーションを上げるための鍵となるのです。

自己決定理論によるモチベーションの3つの要素

人はモチベーション(=やる気)により、大きく行動や考え方が左右されてしまう生き物です。では、そのモチベーションを上げるためにはどのようにすればよいのでしょうか。

そこには「有能感」「自律性」「関係性」の3つの要素が関係しているのです。

自己決定理論(SDT)という言葉を聞いたことがありますか。これは、心理学者のエドワード・デシとリチャード・ライアンが提唱したモチベーションに関する考え方です。

人は「有能感」「自律性」「関係性」の3つが満たされる時、モチベーションは向上し、幸福感を得られるというものです。

有能感

有能感とは、人に従来備わっている「もっとできるようになりたい」といった自分への自信につながる機能のことを言います。あなたは今、あたらしいことにチャレンジしていますか。

忙しくてできていなかったり、いまいちやる気がデないと悩んでいるのであれば、何か新しいことをやってみることをオススメします。

有能感を満たすには、やる気が出ないからやらない、のではなく、何かやらないからやる気がでない。という発想の転換が必要なのです。

自律性

自律性とは、「自分で選ぶことができる」状態のことを指します。同じような業務量の仕事であったとしても、他の人から言われてやるものと自ら進んでやるものでは、そのモチベーションの差は歴然としていることは想像に難しくないのではないでしょうか。

あなたは今の仕事が好きですか。好きこそものの上手なれ、と言いますが、好きなことを仕事にしてころ、モチベーションは最大化されるのです。

関係性

関係性とは、あなたの周りの人との関わり合いを示しています。

あなたの周りに刺激的な仲間が溢れ、あなたのことを応援し、そして、あなた自身も周囲を応援できる。

そのような仲間がいれば、あなたのモチベーションは維持されるでしょう。関係性を高めるためには、付き合っている人間を変えることが効果的でしょう。

自分を高めるのではなく、ただ愚痴を言っているだけの仲間と一緒にいるようでは、いつまでたっても前には進めないでしょう。

人のモチベーションには「有能感」「自律性」「関係性」の3つの要素が複雑に絡み合っています。

しかし、この3つの要素はあなた自身が行動を変えることで、いくらでも高めることができます。今回の内容を元に少しづつ行動を変えていってみてはいかがでしょうか。

失ってしまった自信を取り戻したいあなたへ


こちらのコラムでは、失ってしまった自信を取り戻ための「3つの考え方」をお伝えいたしました。

もしあなたが以前に比べて自信を失ってしまっているのであれば、是非、自信を取り戻す方法を実践してみてください。また、今回ご紹介した方法は、ほんの一部にしか過ぎません。

私の理念は「未来創心塾を通じて、自信を取り戻し、自分らしい人生を送ってもらう」ことです。パワハラやモラハラでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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